2006-05-01から1ヶ月間の記事一覧

明日発売の「ブルータス」は本特集。http://www.brutusonline.com/brutus/issue/index.jsp 目次だけをみると、いままでの「ブルータス」本特集の中で一番充実している気がする。最近、雑誌と新書ばかり読んでいる。「週刊現代」「週刊ポスト」(ポストはパラ…

本やタウン書籍近刊情報から

『書林逍遙』久世光彦 講談社 6月15日 1,365円 ■江戸川乱歩、岡本綺堂、太宰治、川端康成、幸田文、向田邦子。久世光彦の類い希な愛書家としての軌跡。貴重な初版本のカラー写真も満載。 えっ、こんなに安くていいんですか? 『作家の猫』夏目房之介ほか 平…

六本木ヒルズで『嫌われ松子の一生』を見る。その後、神保町へ。 まず、東京堂書店で “ことば”の仕事作者: 仲俣暁生,大野純一出版社/メーカー: 原書房発売日: 2006/05メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 56回この商品を含むブログ (43件) を見る これ晶文…

芳林堂書店通信から

金子達仁『すべては、あの日から。』新潮社 本体1300円 5/25発売 A5判 『決戦前夜』で名を馳せたルポライターの書く、サッカー三昧のエッセイ集。 金子達人、沢木耕太郎との対談で、『決戦前夜』は気に入っていないとか言っていなかったっけ? ダイヤモンド…

本やタウン書籍近刊情報から 社会ビジネス本編

『殿様の通信簿』磯田道史 朝日新聞社 6月7日 1,365円 ■幕府隠密により日本各地の大名の醜聞を記した極秘資料「土芥寇讎記」をもとに、水戸光圀、浅野内匠頭ら「殿様」たちの生活ぶりを活写。 これ、朝日新書第一弾本にすればよかったのにね。 『働く女は腕次第…

本やタウン書籍近刊情報から

『戦後60年軍拡史』上田哲 データハウス 6月中旬 4,935円 ■日本の戦後60年、軍拡にまつわる驚異の史実。豊富な資料をもとに紐解いた800ページにもおよぶ事典的座右の書。 あの上田哲が「軍拡にまつわる」「辞典的座右の書」を書いたことが、驚異ではある。 …

いつまでヤル気か、角川商法。

新宿スカラ座で「ダ・ヴィンチ・コード」。 原作は未読だったためか、結構楽しめた(ただ期待していたほどではなかった。映画なら映画でしかできない工夫をもっとしてほしかった)。 キリスト教に関する予備知識は全然いらないと私は思う。 でも上映終了後、…

今週読んだ本

同時代も歴史である 一九七九年問題 (文春新書)作者: 坪内祐三出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2006/05メディア: 新書 クリック: 6回この商品を含むブログ (30件) を見る これは『ストリートワイズ』『後ろ向きで前に進む』に連なる評論集では。そう思った…

本やタウンから

●レファ本 『日本件名図書目録2005(1) 人名・地名・団体名』日外アソシエーツ編 紀伊國屋書店 5月20日 39,900円 ■2005年刊行の図書を主題を表す「件名」から引く目録。政府刊行物や私家版も網羅。源義経、神奈川県、外務省など固有名詞で検索。 「私家版も網羅…

●気になる本 『著作権錬金術』矢間治茂 鳥影社 6月上旬 1,575円 ■著作権は日々誰にでも発生している。これをいかに儲けにつなげるか。その方法をわかりやすく解説する。 「ディズニーに学ぶ著作権錬金術」にしたら、話題になるだろうに(一部では)。 『これ…

本やタウンから 6月発売の気になる文庫

●文藝春秋 文春文庫 6月9日発売 『お言葉ですが…7 漢字語源の筋ちがい』高島俊男 650円お言葉ですが…〈7〉漢字語源の筋ちがい作者: 高島俊男出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2003/04メディア: 単行本この商品を含むブログ (4件) を見る 文庫版はずっと…

たいめいけんがコンビニでも

am/pmで「たいめいけん」の味が味わえる(http://www.ampm.jp/menu/taimeiken2/)。 そのうち、「キッチン南海」神保町店のカツカレーがコンビニで買えるようになるのかしら

講談社MOOK[セオリー]vol.1「マネーの王道」

2009年に創業100年を迎える講談社は、去年から雑誌創刊ラッシュ(その一方で、廃刊になる雑誌も。講談社版「LEON」の「TARGET」はいつのまにかなくなっていたし)。目次はこちら→http://shop.kodansha.jp/bc2_bc/search_view.jsp?b=1795996う〜む。 日垣隆の…

もう梅雨なのかしら。

高田馬場へ。 ビッグボックスの古本市を覗くが、買わず(雨の日は、なるべく本を買わないようにしている。帰るときに濡れると嫌だから)。芳林堂で 関西古本探検―知られざる著者・出版社との出会い作者: 高橋輝次出版社/メーカー: 右文書院発売日: 2006/05メ…

本の雑誌6月号

目次はこちら→http://www.webdokusho.com/honshi/index.html

ジュンク堂新宿店にて

“ことば”の仕事作者: 仲俣暁生,大野純一出版社/メーカー: 原書房発売日: 2006/05メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 56回この商品を含むブログ (43件) を見るなど気になる単行本もないではなかったが、結局買ったのは文庫2冊、新書2冊。 新書は2時間も…

「AERA」2006年5月15日号

目次はこちら→http://opendoors.asahi.com/data/detail/7358.shtml久しぶりに「AERA」を買う。 今週の「現代の肖像」、吉田司による山崎拓論。ほかにもいくつか読みたいもの(「グーグルが支配するIT民主主義」「公明が『コウモリ』に戻る時」「スケー…

筑摩書房 6月刊行予定の本

■ちくま文庫 6月7日発売 『ウルトラマン誕生』実相寺昭雄 998円 416ページウルトラマンのできるまで (ちくまプリマーブックス)作者: 実相寺昭雄出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 1988/01メディア: 単行本この商品を含むブログ (3件) を見る これ、TBS…

東京版ミーツ・リージョナルがあれば

「Meets REAGIONAL」2006年6月号 特集「それでも行きたい週末旅。」 「ミーツ・リージョナル」って、単なるファッション雑誌化する前の「ポパイ」みたいな感じがする(コラムが充実しているし)。 これの東京版があれば嬉しいんだけれど。「散歩の達人…

KKKベストセラー作者: 中原昌也出版社/メーカー: 朝日新聞社発売日: 2006/05メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 21回この商品を含むブログ (21件) を見る 中原昌也の本は出たら、必ず買う。 性愛奥義 官能の「カーマ・スートラ」解読 講談社現代新書作者: …

冷やし中華の季節。

今年のゴールデン・ウィークは、ある意味(これってもう死語かな?)、ゴールデンに過ごした。といっても、学生のそれとほとんど変わっていないのだが。 きょうは朝から雨。予定があく。 午後になって、ちょっと小降りになってきたので、映画を見に池袋へ。…

付録に弱い。。。

「ラピタ」2006年6月号 付録の万年筆が欲しいためだけに、購入。 普段は、パイロットのVペンを使っているが、やはり万年筆の方がいいね。 「新潮」2006年6月号 本谷有希子「生きてるだけで、愛。」、石田千「カーネーション」、吉村昭「山茶花」、 梅田望…

荻窪駅北口ブックオフで均一棚を漁る。

今朝、僕はクルマの夢を見た。作者: 下野康史出版社/メーカー: マガジンハウス発売日: 1991/10メディア: 単行本この商品を含むブログ (2件) を見る 今日は、クルマに乗りたい気分作者: 下野康史出版社/メーカー: マガジンハウス発売日: 1993/09メディア: 単…

学生のようなゴールデンウィークを過ごす。

水曜以外は、誰かと呑んでいる。 呑む以外は、だらだら過ごしている。 いいのか、これで、と思わないでもないけれども。とりあえず、芳林堂で3冊。 ヒルズ黙示録―検証・ライブドア作者: 大鹿靖明出版社/メーカー: 朝日新聞社発売日: 2006/04メディア: 単行…

取次の栗田「刊行予定情報検索」から

マガジンハウス 『ビジネス革新の極意』鈴木敏文/齋藤孝 1365円 5月18日 ■セブン&アイ・ホールディングス会長・鈴木敏文氏と明治大学教授・齋藤孝氏が、ビジネスの「新しい型」を生み出す極意を語りつくした対談集。 サイトウ先生、極意がお好きですな。 ポ…

気になる本 本やタウンから

『新約 太宰治』田中和生 講談社 5月10日 1,890円 ■憧憬の中の作家・太宰治。その21世紀における作家性とは。新しい太宰論、評論界新星の登場。 2000年に江藤淳論で三田文学新人賞を受賞し、現在は「文学界」で連載(「文学まであと少し」)を持ち、「群像」…

『ヤバい経済学』

ヤバい経済学 ─悪ガキ教授が世の裏側を探検する作者: スティーヴン・レヴィット,スティーヴン・ダブナー,望月衛出版社/メーカー: 東洋経済新報社発売日: 2006/04/28メディア: 単行本購入: 15人 クリック: 383回この商品を含むブログ (330件) を見る本書15〜1…

ささま書店にて

『磯田光一著作集2(戦後批評家論、吉本隆明全論考)』小沢書店 1990年刊 840円。『4(戦後史の空間、左翼がサヨクになるとき)』とあわせて、これで2巻。この全集、なぜ頓挫してしまったのだろう? 破裂作者: 久坂部羊出版社/メーカー: 幻冬舎発売日:…

気になるけど、買うつもりはあまりない本

『「死の宣告」からの生還 実録・がんサバイバー』岡本裕 講談社+α新書 5月18日 880円 ■抗がん剤、放射線など、さまざまな情報が錯綜するがん治療の最前線から、「本当に治った話」だけを厳選し、その理由を明かす。 「本当に治った話」だから、信用しにくいん…

新潮社の5月新刊

『残光』小島信夫 5月31日発売/1680円 46判/ハードカバー/248頁 ●妻よ! 小説よ! 記憶を失い介護施設に暮らす妻。みずからの切実な老い。『アメリカン・スクール』から半世紀、文学の最前衛を走りつづける90歳の作家の、残光に照らされた「いま」の輝き…