2005-01-01から1年間の記事一覧
文春新書 1月20日発売予定 ●『「秘めごと」礼賛 』坂崎重盛 767 円 264ページ 良き家庭人なんてクソくらえ。良識やモラルに背をむけた、荷風や谷崎、啄木などに、行き方を模索する。老いが迫った日本男児必読 ●『週刊誌風雲録』高橋呉郎 756 円 248ページ…
12月28日発売 ■安野モヨコ・松本大洋ほか『JAPON』飛鳥新社 本体1238円 B5判 日本とフランスの漫画家が競演し、それぞれの視点から「日本」を浮き彫りにするアンソロジー 12月24日発売 一刀『ご当地、バカ百景』宝島社 本体1200円 A5判 『バカ日本地…
1月10日発売 ■村上春樹訳 『村上春樹翻訳ライブラリー バースデイ・ストーリーズ』 新書判 352ページ 定価1050円(本体1000円) 奇妙な話、切ない話、心がほんのり暖かくなる話。村上春樹が選んだ誕生日をめぐる一三の物語。ライブラリー版のために新たに二…
テレビお笑いタレント史 お笑いブームはここから始まった作者: 山中伊知郎出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ発売日: 2005/09/28メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 28回この商品を含むブログ (8件) を見る「本の雑誌」1月号の坪内さんの連載で…
12月24日発売 毎日新聞社 西原理恵子+母さんズ『ああ息子』本体838円 B6判 男の子をもつお母さんの笑いと涙のエピソードが満載の一冊。
1月5日発売 河出書房新社 河出文庫 ●『寄席はるあき』安藤鶴夫 924円 ●『さだめ』藤沢周 578円 ●『ぼくとネモ号と彼女たち』角田光代 473円 「血と薔薇」に引き続き、あんつる本とは。 1月7日発売 光文社 知恵の森文庫 ●『老子と暮らす 知恵と自由のシン…
紙つぶて―自作自注最終版作者: 谷沢永一出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2005/12メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 49回この商品を含むブログ (50件) を見る文春文庫版を神保町の田村書店の均一棚で(たしか300円で)、PHP文庫版を千葉県柏市の太平…
12月6日発売予定 ■近代ナリコ『本と女の子 おもいでの1960―70年代』定価1,680円(本体1,600円) サンリオの本、雑誌『私の部屋』、『新婦人』――女性であるからこそ愛着を感じ、大切に思えるような1960〜70年代の「女の子図書」をご紹介。宇野亜喜良、寺山…
●ちくま新書 1月7日 ■『「かわいい」論』四方田犬彦 714円 208ページ ■『使えるレファ本 150選』日垣隆 819円 272 新書 ■『世界をよくする現代思想入門』高田明典 819円 272ページ ●単行本 1月中旬 ■『ウンコな議論』ハリー・G・フランクファート著、訳・…
谷沢永一『紙つぶて 完全版』、12月1日付ジュンク堂書店日記で触れられているが、文春のホームページによれば4日発売らしい。 ただ12月1日発売の「諸君!」1月号の自社広告欄では「5日発売」、税込価格「5250円」と出ている。4日は日曜…土日は取次仕事…
爆笑問題の大田光が向田邦子を語ったり、立川談志が手塚治虫を語ったりと、意外と見逃せないのが、NHK火曜「私のこだわり人物伝」。テレビ番組は本放送も再放送も見逃してしまいがち、こういうときテキスト版は便利。12月が大槻ケンヂが江戸川乱歩を、1…
特集は「野坂昭如 いまこそNOSAKAだ!」。目次はこちら。 坪内祐三、菊池成孔、ECDが執筆しているなんて、「エンタクシー」のようだ(金井美恵子は「エンタクシー」には書かなそうだけれど)。
『アメ横の戦後史』長田昭 KKベストセラーズ 12月15日 861円 戦後日本の復興は闇市に始まった。最後の闇市・アメ横を通した大衆史を、アメ横で57年間生き抜いてきた著者がひもとく。 『日本の文化ナショナリズム』鈴木貞美 平凡社新書 12月9日 903円 日本人…
『悲劇週間 SEMANA TRAGICA』矢作俊彦 文藝春秋 12月中旬 1,995円 あのころ、ぼくは20歳だった。メキシコに飛び込んだぼくを襲った未知の世界。詩人堀口大學の青春を綴った渾身の1,000枚。 「悲劇週間」は「新潮」に連載していたから、新潮社から単行本が出…
『アトムと寅さん 壮大な夢の正体』 草森紳一、四方田犬彦 河出書房新社 12月5日 1,680円戦後のヒーロー2人はなぜ愛されてやまないか。その魅力を楽しく深く分析。欠損を抱えた魂の放浪者の優しい正義感に感情移入しよう。 『紙つぶて 自作自注最終版』谷沢…
11月15日に「早稲田文学」がフリーペーパーとして復活。 (詳しいことは「早稲田文学」ホームページhttp://www.bungaku.net/wasebun/)重松清による角田光代インタビュー、大西巨人の小説、それに斉藤美奈子や大塚英志のコラムがあったり……。いままでの「早…
丸山眞男の時代―大学・知識人・ジャーナリズム (中公新書)作者: 竹内洋出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2005/11/01メディア: 新書購入: 2人 クリック: 41回この商品を含むブログ (100件) を見る竹内洋の本にハズレなし。また、丸山眞男にかんする新書…
今月の総力特集は、「見直し、大東亜戦争」なのだが…。 この特集のひとつ「原爆の第一標的は京都だった」という記事を書いているのは、西岡昌紀。 西岡氏といえば、「マルコポーロ」が廃刊に追い込まれる原因となった、「ナチ『ガス室』はなかった」(この記…
このところ、更新を怠ってしまっていて、すいません。 来年1月以降は確実に隔日更新するようにします。
●竹内 洋著 『丸山眞男の時代――大学・知識人・ジャーナリズム』(本体価格860円) 戦後の市民による政治参加に圧倒的な支配力を及ぼした丸山眞男。そのカリスマ的な存在感の背景には、戦前、東大法学部の助手時代に体験した、右翼によるヒステリックな恫喝と…
「週刊新潮」今週号で福田和也が『東京少年』を、「週刊文春」今週号で坪内祐三が『テレビ黄金時代』を、取り上げている。
近代文学の終り―柄谷行人の現在作者: 柄谷行人出版社/メーカー: インスクリプト発売日: 2005/11/01メディア: 単行本 クリック: 18回この商品を含むブログ (40件) を見るやっかいなことに今年中に柄谷行人論を書かなくてはいけないので。。。オーケンのほほん…
今月の目玉は、佐久野慎「現役警察官カジノ汚職!!」、小宮修一「佐藤ゆかり研究」。ニュースコラム「ノンフィクス スクープ フラッシュ」も「ホリエモンが宿敵・『週刊現代』の女編集者に宛てた“海外からのラブメール”」をはじめとして充実。 ポスト噂真は…
●ジャイブ ピュアフル文庫 12月1日発売 『The MANZAI(1)』あさのあつこ 宮尾和孝 567円 ジャイブもピュアフル文庫というのも知らないのだけれど、察するに児童文学か絵本のシリーズなのかな、この文庫は。 ●PHP研究所 PHP文庫 12月1…
12月上旬発売 『文士風狂録―青山光二が語る昭和の作家たち』大川渉 1785円 208ページ 四六判 「ちくま」の連載をまとめたものと思われる。 ●ちくま文庫 12月9日発売 『敗戦後論』加藤典洋 998円 368ページ 『賃貸宇宙 UNIVERSE for RENT 上』都築響一 178…
●文春新書11月18日発売 『三島由紀夫の二・二六事件』松本健一 725円 天子になることを夢想した北一輝。天皇を恋慕し続けた三島。北を終生、許さなかった天皇。近代史に隠された壮絶な人間ドラマの全て 『外国映画 ハラハラドキドキぼくの500本』双葉十三郎 …
「ユリイカ」2005年11月号の特集は「文化系女子カタログ」(目次はこちら)。近代ナリコさんや浅生ハルミンさんなどが寄稿している。また、11月28日発売の12月号の「ユリイカ」の特集は、「野坂昭如」。
西原理恵子『営業ものがたり』小学館 本体838円 10/28発売 A5判 『女の子ものがたり』『上京ものがたり』に続く、著者の近況報告マンガ。 北原保雄:編著 『続弾!問題な日本語』大修館書店 本体800円 11/2発売 新書判 日本人の言葉意識を改革したベストセラー…
新リア王 上作者: 高村薫出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2005/10/26メディア: 単行本購入: 4人 クリック: 59回この商品を含むブログ (105件) を見る図書館を使い倒す!―ネットではできない資料探しの「技」と「コツ」 (新潮新書)作者: 千野信浩出版社/メーカ…
ジュンク堂新宿店で。 『極私的東京名所案内』(坪内祐三/彷徨舎)1800円+税。 この本、紀伊国屋には置いていなかった。彷徨舎だから置いている書店は少ないのかしらん。大学生協にて。 『デリダの遺言』(仲正昌樹/双風舎)。 『限界の思考』(宮台…