2006-10-01から1ヶ月間の記事一覧

本やタウン書籍近刊情報から

●文芸 『海に落とした名前』多和田葉子 新潮社 11月30日 1,575円 記憶がない。自分の名前がみつからない。カフェ、本屋、ロシア式サウナ。手がかりは、ポケットの中のレシートだけ。眩暈と笑いが渦巻く最新短篇集。 『死顔』吉村昭 新潮社 11月22日 1,365円 …

『オーデン わが読書』

古書現世目録「逍遥」75号(2006年11月)から、1冊注文。 W・H・オーデン『オーデン わが読書』晶文社 1978年刊 「鳩よ!」2001年12月号「坪内祐三の学生時代に滋養となった100冊の本」を読んでから、オーデンを読みたいと思っていたので、非常に嬉し…

「週刊現代」2006年11月11日号

いま一番勢いがある週刊誌は、「週刊現代」だと私は思う。ここ数年で、「週刊誌といえば、文春と新潮」っていうイメージがなんとなくできてしまったから、イメージ回復するのは結構大変だと思うけれども。 <池田大作「勲章26・称号200狩り」の研究><TBSが…

「週刊ポスト」2006年11月10日号

野中広務[同和を恐れ、不正を野放しにした責任] と中吊りや表紙に書いてあったから、「今さら感が否めないが、野中のあんな疑惑やこんな疑惑を書くのか」と思いきや。 同和問題に対する行政やメディアの姿勢について、野中センセイの御高説を拝聴した記事。 …

書評欄だけは充実している「週刊ポスト」

「週刊ポスト」2006年11月10日号 ●向井透史『早稲田古本屋街』評 評者:坪内祐三「本を縁にした早稲田の町の青春から現在までを知る名著」 ●林秀年『落語で辿る江戸・東京三十六席』三樹書房 評者:西条昇「噺の舞台を現地調査して考察した「落ち」に納得!…

新潮社 12月

『暗渠の宿』西村賢太 『言葉のなかに風景が立ち上がる』川本三郎 『醜い日本の私』中島義道 『百年の孤独 ガルシア=マルケス全小説』ガルシア=マルケス 鼓直訳 『私の旦那はマサイ戦士』永松真紀 『私の旦那はマサイ戦士』、実に「ぐっとくる題名」だ。

新潮社 11月

宮崎哲弥『1冊で1000冊読めるスーパー・ガイド・ブック』 17日発売 1470円 「濫読王」の異名を持つ著者が、少子化、イスラム教、戦争責任からラーメンまで、現代人が見逃せない250のテーマについて読むべき本を全角度から紹介!本の傾向が一目でわかるチャ…

朝日新書 11月10日発売

『ヒルズ黙示録・最終章』大鹿康明 予価756円 ホリエモン、村上世彰は何をめざし、何をしてきたのか。日本社会の実相を描き出す 結局、楽天・三木谷逮捕説はどこへ行ったのか。 『これが憲法だ!』長谷部恭男・杉田敦 予価756円 斯界をリードする憲法学者と…

今晩の3冊

一瞬の風になれ 第三部 -ドン-作者: 佐藤多佳子出版社/メーカー: 講談社発売日: 2006/10/25メディア: 単行本 クリック: 24回この商品を含むブログ (244件) を見る 大学駅伝を扱った『風が強く吹いている』は中断したまま、高校陸上を扱った『一瞬の風になれ…

芳林堂高田馬場店4階で 『出版メディア入門』川井良介 日本評論社 2006年9月刊 2500円+税 『東京裁判への道 上』粟屋憲太郎 講談社選書メチエ 2006年7月刊 1600円+税 『社会』市野川容孝 岩波書店〔思考のフロンティア〕 2006年10月刊 1600円+税 3階で、…

新潮文庫から新しい雑誌が出る、そうです。

大学のゼミ指導教授から、後輩向けに参考文献案内をしてほしいとの依頼。 文献案内をしたり、書誌をつくったりするのは楽しいし、勉強になるので、喜んで引き受ける。退勤後、ジュンク堂池袋本店へ。 新宿の紀伊国屋でもジュンクでもよかったのだけれど、き…

購入本

目覚めると、酒くさい。ああ、そろそろ学生飲みは避けた方がいいかもしれない。 シャワーを浴びて、出社。 退勤後、西荻窪をぶらぶら。 信愛書店にて、 暴れん坊本屋さん(3) (ウンポコ・エッセイ・コミックス3)作者: 久世番子出版社/メーカー: 新書館発売日:…

今週末に買った本、雑誌

●銀座 教文館にて ku:nel (クウネル) 2006年 07月号 [雑誌]出版社/メーカー: マガジンハウス発売日: 2006/05/20メディア: 雑誌 クリック: 3回この商品を含むブログ (30件) を見るku:nel (クウネル) 2006年 03月号出版社/メーカー: マガジンハウス発売日: 200…

ネット時代の購書術

このところ、寝つきが悪い。というか寝たくないというか。 昨夜、坪内祐三『本日誌』を読了すると3時過ぎ。 この日誌、私の5年間にわたる大学生の頃をほぼ重なる。そして、それは坪内さんが早稲田で講義をしていた既刊と重なる。重なるけれど、私は、結局…

これからは紀伊国屋を贔屓にしよう

出社前に「サライ」http://serai.jp/kongo_jigo/kongojigo.html。 壇一雄特集だったので。しっかし、小学館の雑誌って、なんであれもこれも垢抜けないのかね(わざとやってるのでしょう、ね)。これ、誌名といい、読者層といい、「ノーサイド」のような雑誌…

出社前、「サイゾー」「ダカーポ」「SPA!」を購入。 「サイゾー」、今月からリニューアル。 目次はこちら→http://www.ultracyzo.com/cyzo/contents/0611/index.html 結構面白そう。先月号もそうだったけれど、今号も往時を彷彿とさせるような企画が多い…

ちゃんとした発売日を書いてくれ。

そろそろPHP新書の新刊が出る頃かなと思い、ネットサーフィンしてみたものの、ほとんどの書店では出ていない様子。新潮新書は発売日よりも早く店頭に並ぶことが多いのに。 PHP新書のホームページをみてみると、こうある。 発売日 2006年10月16日 ※概ね…

部屋を少し片付ける。片付けるといっても、部屋に置いてあるものの量は変わらないから、意味ないといっちゃあ意味ないのだが。 掃除中に、NHKの集金人がやってくる。 「何時来てもいらっしゃらないから、今日もいらっしゃらないかと思っていましたよ。ル…

「KING」だから13日発売って……。

出社前に「月刊KING」11月号を購入。 それから会社近くの喫茶店へ入り、アイスコーヒー。 近くに大学があるせいだろうか、就職談義をしているリクルートスーツ姿の学生と思しき男女数人を、最近よく見かけるようになった。 あの会社はどーの、OB訪問で…

講談社文芸文庫をたずねて三千メートル

会社に行く途中で、「QJ」「TVブロス」を購入。 「カーサブルータス」http://www.brutusonline.com/casa/issue/200611/index.jsp(特集は「日本のデザイン」)は気になるけれど、かさばるから、またあとで。 講談社文芸文庫の今月の新刊は見つからず。 …

予定のない1日

昨夜からずっと積読本の消化。 「週刊現代」「週刊ポスト」「週刊文春」「週刊新潮」、「オール読物」「小説新潮」、「東京人」「文学界」「新潮」「BRUTUS」などを半身浴しながら読む。 『『薔薇族』編集長』(幻冬舎アウトロー文庫)、『働きマン③』…

雑誌にも2種類ある。

東京堂書店で、亀和田武×坪内祐三トークショー。退屈男さんが書いていなかったところで印象的だったのは、新潮社の女性誌(?)「旅」の話。 坪内氏が、『この雑誌を盗め!』92ページ「「YS-11と『旅』は似ている」に触れ、この時点では亀和田さんも思っ…

「SANKEI EXPRESS」

2001年、朝日新聞社がタブロイド週刊紙「SEVEN」を創刊。新聞を読まない世代向けに、スターバックスやTSUTAYAなどで1部100円で販売したが、結局8号で廃刊。それから5年、2006年11月1日、産経新聞社がタブロイド日刊紙「SANKEI EXPRESS」を創…

早稲田青空古本市

朝6時過ぎに帰宅。 洗濯機を回して、仮眠をとる。 9時過ぎに早稲田へ行こうとしたものの……結局、起きたのは12時過ぎ。 ぼぉっとした頭で「アッコにおまかせ」「噂の東京マガジン」を見るとはなしに見る(「噂の東京マガジン」、18周年なんだってね)。 雨…