新潮文庫から新しい雑誌が出る、そうです。
大学のゼミ指導教授から、後輩向けに参考文献案内をしてほしいとの依頼。
文献案内をしたり、書誌をつくったりするのは楽しいし、勉強になるので、喜んで引き受ける。
退勤後、ジュンク堂池袋本店へ。
新宿の紀伊国屋でもジュンクでもよかったのだけれど、きっとこの時間に行っても閉店ギリギリ。渋谷のブックファーストでもいいけれど、渋谷って気分じゃないので、池袋へ。
- 作者: 日垣隆
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2006/10/30
- メディア: 文庫
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- 作者: 貴田庄
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2006/10/01
- メディア: 新書
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- 作者: 町田康
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2006/10/01
- メディア: 文庫
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- 作者: 佐藤多佳子
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2006/10/25
- メディア: 単行本
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『丸山眞男回顧談 下』岩波書店 2006年10月刊
- 作者: 千野帽子
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2006/10/17
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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『彷書月刊』2006年11月号
- 作者: N.他チョムスキー,選書出版部
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2006/10/27
- メディア: 単行本
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「RATIO」2号(目次はこちら→http://shop.kodansha.jp/bc/books/ratio2/index.html)
これ、1号目より売れそうにない(というのはホメ言葉でもある)。
キャッチコピーが「あらゆる問題を根本から考え直す新本格派の思想誌!」。
新本格って、ミステリ小説じゃないんだから…。で、新のつかない「本格派の思想誌」って何?
岩波書店の「思想」?
千野帽子『文藝ガーリッシュ』、東京新聞夕刊連載をまとめたもの(いま、第二期の連載中)。これ、いいっすよ(獅子文六、小沼丹、犬養道子、久世光彦、舞城王太郎、森茉莉、室生犀星、金井美恵子、久坂葉子……の本を取り上げている)。装丁もいい。
近刊『文学少女の友』(青土社)が愉しみ。
「彷書月刊」、坪内祐三×亀和田武のトークショー「抄録」となっているが、全然「抄録」じゃない。
文庫になるペースが早い。すなわち、それだけ本の「消費」速度が速くなっている。足が速くなっている。単行本刊行から少なくとも3年間は寝かせてほしい。新潮文庫をはじめとして、対前年度の売上を超えさせる(結構、出版社ってのもフツーの会社で、「対前年度」の数字を気にするんですよ)ために、何でもかんでも文庫化しようとするのは如何なものか。
新潮文庫、今月は、櫻井よしこ『改革の虚像』、柳田邦男『「人生の答」の出し方』、森達也『下山事件』、河合香織『セックスボランティア』、塚本宇兵『「指紋の神様」の事件簿』、瀬尾まいこ『天国はまだ遠く』、ナボコフ(若島正訳)『ロリータ』が気になるが、これはまたあとで。
また、新潮文庫、今月の新刊ビラに
「読書好き」なアナタへ――
新潮文庫から
新しい雑誌が出ます。
yomyom
12月7日創刊!
誌名が「ヨムヨム」って、なんだか某チェーン書店のようだが、ちょっと気になる。
帰宅後、テレビをつけると、TBS「嫌われ松子の一生」。
松子が自殺未遂、そしてトルコ風呂で働くことを決意するシーンから見る。
毎週毎週見ていていうのもなんだけれど、コレ、昼ドラでやるべき。そういや、TBS木曜夜10時は「週末婚」とか、「夜の昼ドラ枠」なのだった。
いつのまにか、「ニュース23」がはじまっている。
スポーツコーナーで、キャスターだかなんだかが「日ハム優勝の立役者は新庄です!」というようなことを発言していた。
確かに新庄はチームのムードメーカーだったように思うけれど、こういう報道の仕方はどーなのか。ネタにしやすいものだけを取り上げ、それ以外はまるでなかったことのように「報道」するのは、如何なものか。
「報道」も「ドラマ」もダメなTBS、これからどうするつもりか。