予定のない１日

昨夜からずっと積読本の消化。
「週刊現代」「週刊ポスト」「週刊文春」「週刊新潮」、「オール読物」「小説新潮」、「東京人」「文学界」「新潮」「ＢＲＵＴＵＳ」などを半身浴しながら読む。
『『薔薇族』編集長』（幻冬舎アウトロー文庫）、『働きマン③』、泉昌之『芸能グルメストーカー』（コアマガジン）、『中央線で行く東京横断ホッピーマラソン』『都と京』『路上派遊書日記』を読了。

幻冬舎文庫って、面白いものが結構あるのに、装丁が安っぽくて損している。

「働きマン」の世界が出版社業界だと勘違いしている人、結構多い。このマンガは、あくまでも出版社を舞台にした安野モヨコ流「プロジェクトⅩ」であり、「トレンディードラマ」なんだから（それでもチープにならずに、読ませるところが、さすが安野モヨコ）。

「アイドル行きつけの飲食店をＤＥＥＰにミシュラン！」（帯より）という企画勝ち。

ホスト役の本田靖春、しゃべりすぎ。
　「京急で行く…」バージョンも希望。
　酒井順子の文体って、田中康夫のそれに、なんとなく似ている気がする。

これだけの量の日記を書いたこと、それだけで偉業。

堅い本も読みたいけれど、ここ最近、そういう気分では、ない。
久々に早稲田松竹に行こうと思っていたが、つい寝てしまう。起きたら、１時半。
早稲田松竹はとりあえずきょうは諦める。

芳林堂高田馬場店で。

天才のヒラメキを見つけた! (WAC BUNKO)

「日垣隆が知の旅に出る！」シリーズ第一弾。
ＷＡＣの「マスコミの学校」シリーズ、『編集者！』〔花田紀凱〕と『不肖・宮嶋青春記』〔宮嶋茂樹〕以降出ていないけど、どうなったのか。

一瞬の風になれ 第一部 -イチニツイテ-

快適生活研究

佐藤多佳子、金井美恵子、三浦しをん、森絵都、高村薫、瀬尾まいこはとりあえず買っておく。

東京坂道散歩―坂道上れば昭和がみえた

これから月に１度は、東京散策しようと思って。

文庫売場をグルグルまわる。10日発売予定の講談社文芸文庫、ちくま文庫の新刊を探すが、見つからない。書籍や雑誌は、１営業日前には搬入しているはずだが。

とん久で、Ａ定食（ロースカツ）を食したのち、馬場歩き。
キノコノクニヤ書店。ここは古い雑誌が充実している（４年近く前、「ＰＯＰＥＹＥ」の100号以前の号が何冊もあった。たしか１冊２００円ぐらいだったと思う）ので、重宝しているが、きょうのところはピンとくるものがない。

平野書店。棚を見ているだけで、勉強になる。勉強だけして、何も買わずに出る。
三楽は残念ながら、閉まっていた。もっとも早稲田の古本屋的な棚の、三楽が休みだと寂しい。
古書現世。他の店にあったなら、つい見落としてしまう、見過ごしてしまう本が、古書現世の棚にいるときは話しかけてくる。

『早稲田の政治家たち』川崎秀二　恒文社　昭和50年刊　
『トップ屋戦士の記録』梶山季之　徳間書店（徳間文庫）1991年刊
『定本・酒場の雑談』吉行淳之介　集英社（集英社文庫）1989年刊
『普請中／青年』森鷗外　筑摩書房（ちくま文庫「森鷗外全集」２）　1995年刊

向井さんと喫茶店へ。あれこれ話す。
早稲田の古本屋のこと以外にも、向井さんには書いて欲しいことがたくさんある。

向井さんと別れたのち、金城庵へ。
この前入ったのは、卒業式当日の昼。あれからもう半年経つ（まだ半年って感じの方が、強い）。
半年ぐらい前には、若い店員も２、３人いたのに、きょうはいない（なぜだ？）。
しかも席に着くなり「お飲み物は、お茶でよろしいですか？」。今までは勝手にお茶が出てきたのに。

メニューが少し変わっている。お品書き、以前は横書きだったのに、縦書きに。上や並があったはずの親子丼、いまはただの「親子丼」しかない（んで、「親子丼」の上と並は、大して違いがなかった。値段が安くなったり、うどんやそばがついてきたりする「親子丼フェア」をやっているときは、上よりも並の方が充実していたこともあった。「かつ丼フェア」のときは、かつ丼より親子丼の方が高かった。そういうユルさが、いかにも早稲田的だった）。

天ぷら蕎麦にするか、カツ丼にするか、親子丼にするか少々迷い、天ぷらそばを注文する。
味は変わっていないけれど、器が違う。店の雰囲気も違う。
学生にはちょっと敷居の高い店という感じがする。
とりあえず、次に来たときは親子丼を食べてみよう。

あゆみブックスで。

ボーイズ・オン・ザ・ラン 4 (ビッグコミックス)

誘惑される意志 人はなぜ自滅的行動をするのか

学生に戻りたいと思いつつ、帰宅。