2007-01-01から1年間の記事一覧

中島岳志×森達也

白水社のホームページに「『パール判事──東京裁判批判と絶対平和主義』刊行記念 中島岳志さん×森達也さんトークショー」がアップされていた。

[rakuten:book:12605824:detail] いい雑誌だよな、「ku:nel」。つくづく思う二十歳にして心朽ちたり―遠藤麟一朗と『世代』の人々 (洋泉社MC新書)作者: 粕谷一希出版社/メーカー: 洋泉社発売日: 2007/11メディア: 新書 クリック: 3回この商品を含むブログ (3…

昨夜、田中康夫が出演していたTBSラジオ「アクセス」を聴いた*1ので、きょうの携帯本を『トーキョー大沈入』(新潮文庫)にする。 退勤後、古本屋と新刊本屋をハシゴ。 *1:同時刻、テレビ東京「カンブリア宮殿」でドトールコーヒーを取り上げていたと知り、…

日本を降りる、ドメスティックな世代

下川裕治『日本を降りる若者たち』(講談社現代新書)を読了。「HB」vol.2の特集「ドメスティックな世代?」を補助線にすると、「なんとなく、ドメスティック」な世代がみえてくる。 俺は保守的な人間*1で、フットワークも軽くないし、いつも同じように休…

ついに小林信彦バラエティブック3部作を買ってしまった。

荻窪ささま書店。次に行ったときにあったら買おうと思っていた、小林信彦のヴァラエティブック3部作(『東京のロビンソン・クルーソー』『東京のドン・キホーテ』『われわれはなぜ映画館にいるのか』)がまだあったので、購入。25200円也。『東京の…』2冊…

やっぱり、私にはあの言葉が必要なんだ。

ポストを除くと、アサヒの夕刊と新潮社「フォーサイト」12月号、それに郵便物がいくつか。政治経済関連の大事件が起こったときに「フォーサイト」がどう料理するかが、いつも愉しみ*1 その後、じもと駅近くの書店で、「dankaiパンチ」12月号と「ブルー…

書泉グランデにて

日本を降りる若者たち (講談社現代新書)作者: 下川裕治出版社/メーカー: 講談社発売日: 2007/11/16メディア: 新書購入: 7人 クリック: 129回この商品を含むブログ (50件) を見る「日本でひきこもるのではなく、海外の街でひきこもる若者たち」をルポしたもの…

神保町、早稲田

さくっと神保町をまわる。 まず、日本特価書籍。新潮新書の新刊は置いてあるものの、他の新書が置いていない。ううむ……。 それから書肆アクセス。混みすぎていて、ゆっくりと見られなかった。残念。 東京堂をさらりとながし、書泉グランデ。1階だけで、めぼ…

気になる本 その他

『名消防車列伝』橋本政靖 イカロス出版 11月下旬 税込価格:1,500円 ISBN:9784863200074 名消防車の歴史を約200点の写真と豊富なスペックデータで詳細に紹介。現在では目にすることができない懐かしい車両もカラーで掲載。 オタや男の子には、たまらない。…

気になる本 社会

『ドキュメント 医療危機』田辺功 朝日新聞社 12月7日 税込価格:1,575円 ISBN:9784022503602 朝日新聞ベテラン記者による「医療崩壊」の現状レポートと解決策の提案。テーマごとに参考になる本やHP、資料などが多数。 ドキュメント医療ときたら、讀賣だよな…

気になる新書

朝日新書 12月13日発売 ■『わかる現代経済学』根井雅弘編 朝日新聞社 税込価格:756円 ISBN:9784022731876 ケインズ以降の資本主義経済思想を、ていねいに解説。ケインズ革命から反主流の経済学までをていねいにフォローする贅沢なガイドブック。 ■『鉄…

気になる本

『萩原延壽集 (2)陸奥宗光(上)』萩原延壽 朝日新聞社 12月7日 税込価格:3,360円 ISBN:9784022503787 外交官・陸奥を通して権力と理念をめぐる相克を描く。上巻は坂本龍馬との邂逅、海援隊、明治維新から西南戦争直前まで。 『米朝よもやま噺』桂米朝 朝日…

芋づる式

「黌門客」さんが、「週刊現代」の書評について書いてくださっている。私の文章の冒頭部に触れて、 そうなのだ。しかも、そのつながり方(関心のベクトル)が、十人十色だからこそ、またおもしろいのである。 それから、「黌門客」さんが、梶山季之『ルポ戦…

なんとなく、ドメスティック

「HB」2007年秋号の小嶋沙希「ハッチバッグ'95」第2回「渋谷系のもどかしさ」を呼んだせいで、ピチカート・ファイブを聴きたくなった(渋谷系、苦手だし、なんだかあまり好きじゃないんだけど、ピチカートは、なぜか好き)ので、近くのTSUTAYAでア…

書泉グランデにて

余はいかにして鉄道愛好者となりしか (ウェッジ文庫)作者: 小池滋出版社/メーカー: ウェッジ発売日: 2007/10/01メディア: 文庫 クリック: 4回この商品を含むブログ (7件) を見るウェッジ文庫、なめたら、あかん。過去と未来の国々 ―中国と東欧― (光文社文庫)…

岩波ブックセンター信山社にて

出版業界の危機と社会構造作者: 小田光雄出版社/メーカー: 論創社発売日: 2007/11/01メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 28回この商品を含むブログ (30件) を見る

日本特価書籍にて

オン・ザ・ロード (池澤夏樹=個人編集 世界文学全集 1-1)作者: ジャック・ケルアック,青山南出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2007/11/09メディア: ハードカバー購入: 2人 クリック: 102回この商品を含むブログ (159件) を見る萩原延壽集1 馬場辰猪作者…

書肆アクセスにて

■「HB」2007年秋号 ■小島清孝『書店員の小出版社巡礼記』出版メディアパル文化系トークラジオLife作者: 津田大介,斎藤哲也,柳瀬博一,佐々木敦,仲俣暁生,森山裕之,鈴木謙介出版社/メーカー: 本の雑誌社発売日: 2007/11/08メディア: 単行本(ソフトカバー)…

神保町

昼過ぎに起きる。 淡路町、とんかつ「勝漫」にて特ロースかつ定食。実に、うまし。最初は「ちょっと高いんじゃないかな」と思っていたけれど、この店、来るたびに、好きになってくる。*1。 それから神保町まで、ぶらぶら。書泉ブックマート、東京堂ふくろう…

帰宅後

きょう買った或る月刊誌を、巻頭から順番に読んでいく。巻頭から、やられる。この人の小説を読むと、なんだかなぁと思うことが多いものの、この人の文章はこれからも読み続けていきたい。少なくとも、この人は、この人自身にとってインチキな言葉を口にしな…

ああ、週刊誌……。

日付が変わったころに、コンビニに走る。週刊誌の雄といわれる雑誌が、あの一連の騒動をどう報じたかが気になったので。 某週刊誌は、特集記事のリードで、こう書いていた。 政治家・●●●●は死んだ。それは敢然たる事実である。(中略)この特異な人物の“政治…

ブックファースト新宿ルミネ1店にて

現代日本の小説 (ちくまプリマー新書)作者: 尾崎真理子出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2007/11メディア: 新書 クリック: 10回この商品を含むブログ (20件) を見るこの直球タイトル!讀賣新聞に連載された、尾崎の「文芸時評」、どこかで本にならないか。…

愛書日記

閉店1時間前のブックファースト新宿ルミネ1店は、今夜の1冊を求める人でごった返していた。入居しているビルの関係だろう、新宿の書店の夜は早い。紀伊国屋南店は8時、紀伊国屋新宿本店やジュンク堂新宿店は9時閉店。あおい書店新宿店は11時まであいて…

気になる12月刊行予定の文庫

■朝日文庫 12月7日発売 『外国交際 遠い崖(5)アーネスト・サトウ日記抄』萩原延壽 840円 『大政奉還 遠い崖(6)アーネスト・サトウ日記抄』萩原延壽 840円 『池波正太郎エッセイ・シリーズ(2)』池波正太郎 735円 『藤沢周平のツボ』週刊百科編集部 5…

気になる本

『文学鶴亀 日本語探偵帖』武藤康史 国書刊行会 12月20日 税込価格:2,310円 ISBN:9784336049919 気鋭の文芸評論家が案内する日本語・日本文学の豊饒な世界。面白い日本語と出会える明治大正昭和の小説を紹介する待望のエッセイ集。 まさに「待望のエッセイ…

紀伊国屋書店新宿南店にて

これ食べ!作者: 勝谷誠彦,管洋志出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2003/10/23メディア: 単行本この商品を含むブログ (3件) を見るこの本、都内の大書店には、ここにしか在庫がなかった。八日目の蝉作者: 角田光代出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2007/0…

愛書日記*1

閉店15分前の紀伊国屋書店新宿南店3階には、慌しい人で溢れていた。この店、夜8時閉店(ビルの都合なのだろう、仕方がない)で、その15分前くらいからアナウンスが繰り返し流される。出てけといわんばかりだ。まぁでも、この本屋が一番しっくりくる気がする…

桜庭一樹『私の男』

桜庭一樹『私の男』。これは、ちょっと、凄い*1。現代小説でこれだけ興奮するのは久しぶり。三浦しをん『私が語りはじめた彼は』以来か。 そういえば、同じく「週刊現代」に「リレー読書日記」を担当している山之口洋『天平名所図会』も、『私の男』同様、初…

休日感を味わいたくて

午前7時ぐらいに目が覚める。見るとはなしにフジテレビ。 「ボクらの時代」。何かしら共通項のある3人がただしゃべるだけというこの番組、日曜朝にしては、ゲストが結構充実している(たとえば、瀬戸内寂聴、美輪明宏、平野啓一郎。糸井重里、南伸坊、赤瀬…

今週末の読了本

ミステリと東京作者: 川本三郎出版社/メーカー: 平凡社発売日: 2007/10/20メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 15回この商品を含むブログ (26件) を見る■塩山芳明『東京の暴れん坊』右文書院「三十歳までなんか生きるな」と思っていた作者: 保坂和志出版社/…