読了

桜庭一樹『私の男』

桜庭一樹『私の男』。これは、ちょっと、凄い*1。現代小説でこれだけ興奮するのは久しぶり。三浦しをん『私が語りはじめた彼は』以来か。 そういえば、同じく「週刊現代」に「リレー読書日記」を担当している山之口洋『天平名所図会』も、『私の男』同様、初…

今週末の読了本

ミステリと東京作者: 川本三郎出版社/メーカー: 平凡社発売日: 2007/10/20メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 15回この商品を含むブログ (26件) を見る■塩山芳明『東京の暴れん坊』右文書院「三十歳までなんか生きるな」と思っていた作者: 保坂和志出版社/…

たまには感想をちょこっと

「文がく界」連さい中から、ちょこちょこ読んでいました。面白そうだったので、買いました。読みました。読んでいるとちゅうで、何度も、ゆらゆらしました。ぼくも「巨船ベラス・レトラス」に乗っていたのかなぁサマーバケーションEP作者: 古川日出男出版社/…

『書店ほどたのしい商売はない』

[rakuten:book:12017036:image] 雑誌の本屋特集で好意的に取り上げられる本屋は、大体決まっている。都内でいえば、東京堂書店神田本店、ジュンク堂書店池袋本店、ブックファースト渋谷店、銀座の教文館、青山ブックセンター、あとは千駄木の往来堂書店など…

若林幹夫『郊外の社会学』

福満しげゆき『僕の小規模な失敗』

或るブログの小規模な?影響を受け、購入。面白い。ただ、「アックス」連載中や、このマンガが刊行された2005年9月に読んでいたら、印象はまるで違っていたと思う(その頃読んでいたらどういう印象をいだいたのか違うのかということを、きちんと言葉にするの…