ついに小林信彦バラエティブック3部作を買ってしまった。

荻窪ささま書店。次に行ったときにあったら買おうと思っていた、小林信彦のヴァラエティブック3部作(『東京のロビンソン・クルーソー』『東京のドン・キホーテ』『われわれはなぜ映画館にいるのか』)がまだあったので、購入。25200円也。『東京の…』2冊は持っていたものの*1、『われわれは…』は持っていなかった。この先、この3冊を揃いで買えるチャンスはないと思い、買ってしまった。
それから、荻窪で一件。
その後、西荻窪へ。たまたま「バサラブックス」の福井さん、「HB」橋本さんと、北口の戎で呑む。2人とも嫉妬するぐらいに、いい男*2。このブログを読んでいただいていて、さらに恐縮する*3
一旦、帰宅後、じもとで一件。友人と長電話一件。「パヒュームは、まさにドライブのときにもってこいの音楽」ときき*4、聴いてみたくなる。

*1:まだ小林信彦のバラエティブックが高くなかった頃、地方の古本屋めぐりをするのは愉しかった。その頃は、いま西荻窪あたりの古本屋で高い値段がついている作家やテーマが安い時代だった。それなのに、そういうもんが「トレンド」みたいな感じになってしまって……。軽井沢の古本屋(川島なお美が、子どもの頃に愛読した講談社の百数十冊の絵本に、数十年後再び出会えたというあの店)、数回しか行ったことないけど、面白い店だった記憶があるけれど、いまはどうなっているんだろう?)をはじめ、資産家に馴染み深い土地の古本屋って、それなりの味わいがあったのだけれども。ネットが充実していくにつれ、相場が知られてしまったせいか、地方の書店めぐりがあまり愉しくなくなってしまった……というのは、歩かなくなった人間の言い訳に過ぎない

*2:って、私がいうのは失礼にあたりますね。しっかし、なんで、よりによって、こういう狭い業界に、こういう「クリエイターズクリエイター」な、いい男が揃っているのか。

*3:だってさ、「何買った」かと、酒の勢いを借りて戯れ言綴っているブログじゃないか、このブログは。で、ここ数日、そんなダメ人間(筋肉少女隊http://www.youtube.com/watch?v=fkMBO1IZkBo)の言葉が、意外にも重いことに気づかれされた。軽い感じで発した言葉はまるっきり、自分に返ってくる。「それでも生きていかざるを得ない〜」。ってこのネタ、いま40過ぎぐらいの人にしか通じないのかもしれないけど、なごみってレーベルは凄かったんだよ。って俺は誰に向かって何をいっているんだ。

*4:新星堂のホームページで聴いてみたら、確かにそうだった。いいんだよね、こういうびみょ〜にテクノ入ったりアレコレ入ったりしてる感じが国道沿いだと(モーニング娘より、ダサいのに、いいんだな、それが、って俺は何様?)。渋谷系、地方のドライブで聞くのは、ちょっとツライ。