桜庭一樹『私の男』

桜庭一樹『私の男』。これは、ちょっと、凄い*1。現代小説でこれだけ興奮するのは久しぶり。三浦しをん『私が語りはじめた彼は』以来か。
そういえば、同じく「週刊現代」に「リレー読書日記」を担当している山之口洋天平名所図会』も、『私の男』同様、初出は「別冊文芸春秋」。

*1:いや、ちょっとどころじゃない。この面白さをうまく表現できない人間が、書評やっているんだけれども……。