2005-01-01から1年間の記事一覧

「ダ・カーポ」10月5日(569)号

今号の特集は、「マネーのつぼ」「噂のダカーポⅦ」「『男まえ』オヤジになる!」の3本立て。 「噂のダカーポ」、回を追うごとに精度というかクォリティー(というか「噂真」っぽさ)が薄れていっているように思うのだが、気のせいか。

TBSラジオ「ストリーム」

たまたま家にいたので、TBSラジオ「ストリーム」を聴いた。 いやぁ、勝谷誠彦さん、ここんところ絶好調ですなぁ(皮肉抜きで)。(きょうの6時以降はhttp://www.tbs.co.jp/radio/st/で聞けるはず)。 先週に引き続き、今回の総選挙を「文化大革命」になぞ…

芳林堂書店通信より

島田雅彦『妄想人生』毎日新聞社 本体1500円 9/28発売 B6判 酒やビタミン剤でも癒せない不安は妄想で吹き飛ばせ! アカルイ妄想のススメ。 赤瀬川原平『ふしぎなお金』毎日新聞社 本体1200円 9/28発売 B6判 答のない大切な問い、小さな問題を考える、子供のた…

「噂の真相」関連本

岡留安則「『東京―沖縄―アジア』幻視行日記」9月21日に、「噂の真相」編集デスクだった神林広恵さんの『噂の女』(幻冬舎)が出版された、と書かれている。 う〜む、実に面白そうだ。

セブンアンドワイ

山田風太郎『戦中派復興日記』小学館 09月22日 予価2,625円(税込) ■「戦中派焼け跡日記」「闇市日記」「動乱日記」に続く昭和26年27年の未公開日記。江戸川乱歩、横溝正史らとの交友、戦後復興に立ち上がる社会の様子を克明に記す。 平岡正明『哲学的…

セブンアンドワイ

『まだまだ刑事マガジン』辰巳出版 10月07日発売予定 予価1,544円(税込) ■あの伝説のマガジンついに復活!巻頭大特集は、7年ぶりの復活をはたす、大人気シリーズの最新映画『まだまだあぶない刑事』。主演の舘ひろし、柴田恭兵を筆頭に、キャスト&スタッ…

NTT出版「シリーズ 日本の〈現代〉」

芳林堂で、NTT出版から創刊される新シリーズ「日本の〈現代〉」(2005年10月25日創刊。全18巻)。 私が気になったのは、以下の巻。 ●5巻 苅部直「リベラルな社会の教養」 複雑になり、明確な形を失ったこの世の中で、適切な判断を下す市民として生きるには、…

ここ最近、買おうか買うまいか迷っている本

文芸春秋編集長―菊池寛の心を生きた池島信平作者: 塩沢実信出版社/メーカー: 展望社発売日: 2005/08メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (2件) を見る『雑誌記者 池島信平』(文春文庫 1993年)に加筆修正を加えたもの。文庫版には掲載されて…

高田馬場にて

BIGBOX古書感謝市に行く。木下修『書籍再販と流通寡占』(アルメディア 1997年)を400円で、 外山滋比古『エディターシップ』(みすず書房 1975年)を350円で、 祖田浩一『不機嫌な作家たち』(青蛙房 2004年)を1000円で、 「噂の真相」2005年4月休刊号を200円…

10月新刊の文庫②(http://www.taiyosha.co.jp/bunko/bunko0510_date3.htmlより)

●小学館文庫 10月6日発売 山田風太郎『忍法創世記』730円 東雅夫『魑魅魍魎列島』670円 忍法創世記 (山田風太郎コレクション)作者: 山田風太郎出版社/メーカー: 出版芸術社発売日: 2001/09/01メディア: 単行本この商品を含むブログ (5件) を見る ●文春文庫 1…

村上春樹の最新作

東京奇譚集作者: 村上春樹出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2005/09/15メディア: 単行本購入: 5人 クリック: 95回この商品を含むブログ (552件) を見る「日々移動する腎臓のかたちをした石」にこういう一節がある。 「何よりも素晴らしいのは、そこにいると、…

「裏ブブカ」廃刊の真相(ポリスジャパン)

●http://www.policejapan.com/contents/syakai/20050914/index.html 表向きの廃刊の理由は、雑誌が売れなくなって部数が激減したから。だけど、本当の廃刊の理由を内部の人間が語ってくれた。その者の情報によると、日光のサルを殺して食べたのがバレたから…

「週刊文春」9月22日号

猪瀬直樹の連載コラム「ニュースの考古学」、いつもはほとんど読んでいないのだけれど、つい気になって読んでみた。ニュースコラムなんだから、原稿の〆切時点では、今回の総選挙の結果について判明していなくても、その結果を予測し、今回の一連の騒動につ…

東京堂、三省堂で

櫻井毅『出版の意気地――櫻井均と櫻井書店の昭和』西田書店 2005年8月発行 1680円。 東京堂書店神田本店の軍艦で見て、驚いた。“櫻井書店”といえば、あの山本夏彦の最初の著作『年を歴た鰐の話』の版元ではないか(久世光彦が山本夏彦の文庫本(どの本だった…

「BOOK CLIP」http://www.honya-town.co.jp/P3/CM/html/bookclip/new/bunko/under_b.html

●朝日文庫 10月5日発売 小沢昭一『俳句武者修行』525円 俳句武者修行作者: 小沢昭一出版社/メーカー: 朝日新聞社発売日: 2002/10メディア: 単行本この商品を含むブログ (2件) を見る ●岩波現代文庫10月14日発売 本多秋五『物語 戦後文学史(下)』1,050円 …

選挙...

まぁ投票したものの、テレビで選挙速報を見ていると...。 自民党圧勝なぁんて、ホントかよと思ってたんですが、圧勝しそうな様子。 郵政法案に関する参院の判断を無視した、つまり民主主義の形式である多数決をシカトした小泉純一郎が、結果的には国民に支持…

月刊旬なテーマ 10月号 創刊号

キャッチコピーは「話題に困らない、知識が身につく! カンバセーション・スタート・マガジン」...。目次(http://www.shunda.jp/)だけではなく、雑誌全体を読んでみても、どういう読者を想定しているのか、よくわからない。 特集記事が3本(「内藤忍さん…

NONFIXナックルズvol.3

「ノンフィックスナックルズ」、今号も面白い。 斉藤充功「自民党国会議員Xと北朝鮮政府機関がゼネコンと極秘密約!!」、「後藤真希豊凶疑惑で分かったハロプロメディア支配とタレント管理主義」、「漫画雑誌編集者匿名座談会」、野田峯雄「創価学会金脈と謎…

NILE9月号

9月10日の日本経済新聞朝刊に「NILE」という雑誌の全面広告が出ていた。 へぇ、そんな雑誌があったのか、とググってみた。 こういう雑誌らしい→http://www.nileport.com/magazine/index.asp 「no.104」ということはもう9年以上出ているのかな。 弊…

第27回講談社ノンフィクション賞

●講談社ノンフィクション賞に奥野修司氏と中川一徳氏(アサヒコム)第27回講談社ノンフィクション賞は、奥野修司『ナツコ 沖縄密貿易の女王』(文芸春秋)と中川一徳『メディアの支配者』(講談社)。 第21回講談社エッセイ賞は、アーサー・ビナード『日…

河出書房新社の9月の新刊

近藤富枝/森まゆみ『一葉のきもの 』(全集・シリーズらんぷの本) 9月12日発売 A5 定価 1,680円 [税込] (本体 1,600円 ) 古今亭志ん朝『世の中ついでに生きてたい』 9月20日発売 四六判 定価 1,890円 [税込] (本体 1,800円 ) 嵐山光三郎 坂本真…

芳林堂書店通信から

日本テレビ放送網『女王の教室 ザ・ブック』日本テレビ 本体857円 9/14発売 B6判 過激な表現で賛否両論の話題作のデータブック。 ハイブライト:編『メガネ男子』アスペクト 本体1,300円 9/15発売 A5判 今、アツイ注目を浴びるメガネ男子の魅力を解析。 「メ…

今週買った雑誌たち

■『ダ・カーポ』568(9月21日)号 特集「いまどきの『教養』の条件」「大学受験予備校はいま、どうなっているのか?」 川端幹人「雑誌新編調査」第16回「“国際版ダ・カーポ”は成功するか?」 講談社が年内に、隔週刊の国際情報誌を創刊するらしいのである。…

芳林堂書店通信から

鹿島茂『悪女の人生相談』講談社 本体1,500円 9/10発売 B6判愛に迷える女性のための「ワガママな生き方」のススメ。 矢野直美『おんなひとりの鉄道旅』小学館 本体1,500円 9/12発売 B6判雑誌『BE-PAL』連載の人気コーナーを単行本化。

東京堂書店、三省堂神田本店にて

青春の正体作者: みうらじゅん出版社/メーカー: ベストセラーズ発売日: 2005/09メディア: 単行本 クリック: 2回この商品を含むブログ (11件) を見る『カリフォルニアの青いバカ』『万博少年の逆襲』(河出文庫)を改題、加筆の上、再編集したもの。ブック・ナ…

「出版ダイジェスト」晶文社・農文協・ミネルヴァ書房 三社連合特集版(9月1日発行 第2013号)より

高橋徹『月の輪書林それから』晶文社 10月上旬 定価2310円 満洲という消されたクニを、古本と関係者で再構成していく。『川村満鉄社長燕京訪問記』『かなししみの花と火と』『父・作田荘一』……といった古本が顔をのぞかせる。 現代史の次は、明治・大正に挑…

第42回文藝賞発表

「文芸賞に15歳、中3の三並さん 史上最年少」(asahiコム) http://www.asahi.com/culture/update/0905/011.html作品を読まずに言うのもナンだが、作品内容じゃなくて受賞作選んでいるんじゃないのか、と勘ぐりたくなる...。

ジュンク堂書店新刊予告から

細野晴臣著、北中正和編『細野晴臣インタビューTHE ENDLESS TALKING』平凡社 1470円(税込) 9月9日 ◆はっぴいえんど、キャラメル・ママ、ティン・パン・アレー、YMO、FOE。つねにポップでアヴァンギャルドな細野ワールドに迫る。 荒…

「論座」10月号

朝日新聞社のオピニオン誌「論座」が今月からリニューアル(朝日新聞社のホームページhttp://opendoors.asahi.com/data/detail/6898.shtmlに表紙写真、目次がのっている)。表紙をめくって驚いた。 巻頭グラビアは、新連載、写真・森山大道、文・赤坂英人「…

「ポリスジャパン」

探偵ファイル(http://www.tanteifile.com/geinou/index3.html)経由で知ったニュースサイト「ポリスジャパン」(http://www.policejapan.com/)をここで取り上げようと思っていたら、いつのまにか閲覧できなくなっている。 ベンジャミン・フルフォード氏(…