月刊旬なテーマ 10月号 創刊号

キャッチコピーは「話題に困らない、知識が身につく! カンバセーション・スタート・マガジン」...。

目次(http://www.shunda.jp/)だけではなく、雑誌全体を読んでみても、どういう読者を想定しているのか、よくわからない。
特集記事が3本(「内藤忍さんに資産運用のやり方をちゃんと教えてもらう」「近藤勝重さんがきっちりと教える『頭がいいな』と思わせる話し方」「いまさら他人に聞けないカジノのルール」)の他に、「話したい順 旬なキーワード20連発」と連載コラム。

記事内容および活字の大きさから推測するに、40代後半から50代にかけての中流層の男女を読者ターゲットにしているのではないか。連載陣(山本一力、おすぎ、梨本勝山本益博ら)を見る限りでは、若年層を狙ってはいないように感じるし……。
ただ、それにしては内容が薄すぎやしないか。どこかで読んだ感のある記事ばかりで、この雑誌にはオリジナリティーをほとんど感じないのである。
日常的に新聞や雑誌を読んでいるようなサラリーマンにとっては、このくらいの内容に580円出して買おうとは思わないだろう(「ダ・カーポ」は通常定価270円だから、1月あたり540円だし、週刊誌を購読している人はわざわざこの月刊誌を買おうとはしないだろう)。

もしかしたら、この雑誌は、あまり新聞や雑誌を読んでいなくて、でも実用として「会話のネタ」を欲しているような人を読者ターゲットにしているのかもしれない。

で、オリジナリティーがあると感じたのは、「データで見通す ここ1ヶ月の天気予報」(ネットでも見られるhttp://www.shunda.jp/200510/weather_forecast/index.html)。
で、これをみると、日本全国、曇りの日が多い。うぅむ...。