本やタウン 文芸、趣味、タレント

『悲劇週間 SEMANA TRAGICA』矢作俊彦
文藝春秋 12月中旬 1,995円
あのころ、ぼくは20歳だった。メキシコに飛び込んだぼくを襲った未知の世界。詩人堀口大學の青春を綴った渾身の1,000枚。

「悲劇週間」は「新潮」に連載していたから、新潮社から単行本が出ると思っていたのだが

『砂町綺譚』有宮茂樹
三一書房 11月下旬 1,785円
東京都江東区砂町。現代都市風俗と大正文藝浪漫が交錯する、不思議な地獄めぐりの物語。永井荷風をこよなく愛する著者による佳編。

まだ三一書房は健在だったのね

『本と女の子 おもいでの1960-70年代』近代ナリコ
河出書房新社 12月1日 1,680円
サンリオの本、雑誌「私の部屋」など、女性だからこそ愛着を感じる60〜70年代の女の子図書。寺山修司水森亜土などの世界、必見。

『萌えわかり自衛隊ビジュアルガイド』堀場亙
モエールパブリッシング 12月中旬 1,890円
イラスト・漫画を多用して、装備品や被服などの自衛隊をわかりやすく解説。

『JR全国全駅完全下車の旅』横見浩彦
KKベストセラーズ 12月9日 1,680円
JRに存在する4,636駅すべてに降り立つまでの足取りを、多くのエピソードを交えて綴った非常にユニークな旅行記、待望の書籍化。

桂ざこばのざっこばらん』桂ざこば
KKベストセラーズ 12月16日 1,365円
「大阪のおっちゃんはこんなに怒ってるでぇ〜」。抱腹絶倒。お馴染み、ざこば師匠の初エッセイ。「大阪はわてが元気にしたるでぇ〜」。