文藝春秋の11月の新刊

●文春新書11月18日発売

三島由紀夫二・二六事件松本健一 725円
天子になることを夢想した北一輝天皇を恋慕し続けた三島。北を終生、許さなかった天皇。近代史に隠された壮絶な人間ドラマの全て

『外国映画 ハラハラドキドキぼくの500本』双葉十三郎 998円 
至宝の評論家がミステリー、サスペンス、冒険ものはもとよりコメディ等からも幅広く選んだ面白映画決定版。DVD・ビデオ情報付

『はじめての部落問題』角岡伸彦 735円
部落とは何なのか。差別は解消したのか。全く新しい視座から捉える全国6000部落、300万人の真実の姿。部落を知ると日本がわかる

『回想 回転扉の三島由紀夫』堂本正樹 725円
十代で三島を知り、「切腹趣味」を共有した二人は、やがて問題の映画『憂国』を作る。天才的かつ官能的な作家像を伝える鎮魂の書

●文春文庫11月10日発売

『三人噺 志ん生・馬生・志ん朝』美濃部美津子 530円
練習熱心だった父志ん生、絵描きになりたかった弟馬生、蔭で人の何倍も努力していた弟志ん朝、やさしかった母。泣き笑い人情噺

アイロニー?』Oka−Chang 590円
アンアン人気モデルから芸者に転身して話題になった著者が、モデル、芸者生活のすべてを、毒舌、悪態、放言をまき散らして描く

『テレビの黄金時代』小林信彦
渥美清がいた、クレージーキャッツがいた、坂本九がいた、そしてコント55号ドリフターズまで、テレビが娯楽の王様だった、黄金時代の一部始終
解説:亀和田武