ダカーポ
「『雑誌戦国時代』のゆくえは?」。
週刊現代については、
今年2月、『週刊現代』は加藤晴之編集長に交代して、誌面が変化した。トップ記事の特集はスクープ記事が毎週並び、意欲的な雰囲気が誌面から伝わってくる。
記事の中身も出来事や事件を掘り下げ、過激なタイトルんのわりには内容がやや薄いと指摘されがちな週刊誌とは違う掘り下げた記事が増えた。
一方、週刊朝日の現編集長については、
奇抜な中吊り広告と、新鮮な視点の記事で『週刊朝日』の再生を担う
ダカーポ編集部は人が悪いね。これじゃ、まるでいまの週刊朝日が<過激なタイトルのわりには内容がやや薄いと指摘されがちな週刊誌>だといってるようなもんじゃないか。
明日あたりから、ついこのあいだまで「週刊朝日が面白い」といっていた週刊誌若手記者たちが、「最近面白いのは『週刊現代』だよ。朝日なんて中吊りだけ」と言い出しそうだ……
次号から「ダカーポ」は、リニューアルするらしい。
表3の自社広によれば、
さらに役立つダカーポを目指して、
次号から
誌面刷新します。
ご期待ください!!
役立つことなんか期待していない、少なくとも私は。
「ダカーポ」は300円前後なんだから、読みたくなる連載コラムが5本くらいあって、ほかの記事も読んでそこそこ面白ければいい。
こういうタイプの雑誌って「ダカーポ」しかないのだから、わが道を行けばいいのに。
コンビニに置いてもらうために版型を大きくした「紙のプロレス」や「別冊宝島」のようにならないことを祈る。