「本の雑誌」9月号
「MAIL本の雑誌」7月29日号「本の雑誌最新号のお知らせ」( 「本の雑誌」ホームページでも読める)、8月9日取次搬入(ということは書店店頭に並ぶのは10日か11日ぐらいだろう)の「本の雑誌」9月号は実に面白そう。
きたキタ来た、ついにきた! 友よ、30周年の夏本番がやってきたのだ! 本の雑誌9月号は、30周年記念特別ブ厚いぞ号第2弾! 特集は「本の雑誌が選ぶ30年間のベスト30」。創刊年から現在までの30年間に出たありとあらゆる本の中から、ベスト30を選んでしまおう、という大胆不敵な座談会に社員一同が挑戦だ。新入社員も交え、侃々諤々の激論の末、見事ベスト1に輝いたのは、おっと、版元品切れの『○○○○の○○』! はたしてこれを機会に増刷はかかるか? 本誌と一緒に並んでいたら、エライぞ新潮文庫、と誉めてあげよう!
「版元品切れの『○○○○の○○』」「新潮文庫」とくれば、30年間のベスト1に選ばれたのは、おそらくH・F・セイントの『透明人間の告白』でしょう。アマゾンでは、この本、25円から買えるらしいが、今後セドリ物件になるかも...
- 作者: H.F.セイント,H.F. Saint,高見浩
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1992/05
- メディア: 文庫
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◆本の雑誌が選ぶ30年間のベスト30
◆本の雑誌30年間スクラップ対談/亀和田 武vs坪内祐三
◆三角窓口でみる本の雑誌30年・怒濤篇
◆座談会/激動の30年を振り返る!/松田哲夫・永江朗・田口久美子・本屋大賞で買った本/恩田陸
・異種交配キメラ小説よ、もっと出てこい!/高橋源一郎vs新元良一
・トヨザキ社長の「寄らば斬る!」/六〇〇〇度の〈言葉の河〉を読め!/豊崎由美
・吉野朔実劇場/現代詩を読んでみる/吉野朔実
□北原古本旅/まだまだ買うぞ小樽&札幌再挑戦&古本市の巻/北原尚彦
□坪内祐三の読書日記/アマゾン ジャパンは不親切だね/坪内祐三
□サブカルチャー創世記/新聞みたいな本がいい/津野海太郎
□日本SF戦後出版史/“宇宙世紀第二年”のお正月の巻/高橋良平
□単刀直入メカ雑誌『特選街』が偉いっ/柴口育子