『ユリイカ』8月号「特集 雑誌の黄金時代」

青土社のホームページで「ユリイカ」が「雑誌の黄金時代」という企画を知り、「ユリイカ」や「現代思想」は大体25日前後に発売だから、読めるだろうと楽しみにしていたのだが...。
どんな内容なのか早く知りたくてたまらなくなり、ネットサーフィンしていたところ、吉川浩満「哲劇メモ」を発見。
主要目次は……

徹底討議*四方田犬彦坪内祐三「雑文家渡世」
わが闘争*草森紳一 町山広美 安田謙一
マガジン盛衰記*仲俣暁生 長谷川一 近藤正高
雑誌の系譜学*絓秀実(文学) 山本貴光(思想) 加藤幹郎(映画) 南田勝也(ロック) しばたたかひろ(マンガ)
編集者座談会*市川真人早稲田文学) 森山裕之(QJ) 室賀清徳(アイデア
ハウサー漫画*松田洋子「カモナ・ビックリ・マイ・ハウス」
永久保存版*ばるぼら「現実なんてもう沢山な人のための雑誌ガイド」
アンケート大会*雑誌がつくったわたし、わたしがつくった雑誌

なんともディープな。
私の体を通り過ぎていった雑誌たち 荷風の永代橋 ピントがボケる音―OUT OF FOCUS,OUT OF SOUND 薫の秘話
「SPA!」に「秘密の花園結社リスペクター」を連載していた、あの松田洋子のマンガを久しぶりに読めるとは。安田謙一といえば、国書刊行会からヴァラエティブック『ピントのボケる音』を出して以来、気にしているモノ書き。このところイロイロあったらしい「早稲田文学」編集長(前編集長といったほうがいいのか)の市川真人と「クィックジャパン」編集長らの座談会も読みたいし、どんな人たちがアンケートにこたえたのか気になる。
発売予定日は7月28日だとか。