メモ「芳林堂書店通信」

「芳林堂書店通信」の7月分から、まだ私が買っていない気になる新刊本をピックアップ。

●『作家の食卓』平凡社 本体1,600円 7/19発売
・A5判澁澤龍彦の甘鯛の唐揚げなどなど、作家の愛した料理を写真入りで紹介する。

関口知宏列島縦断 鉄道乗りつくしの旅 JR20000km全線走破 春編 絵日記でめぐる35日間』徳間書店 本体1,400円 7/25発売 A5判
NHK-BS2などで好評の鉄道旅行絵日記、第2弾

リチャード・ブローティガン:著/藤本和子:訳『アメリカの鱒釣り』新潮文庫7/29発売 本体514円
アメリカのダンディズムを極めた作家の最高傑作。
佐野眞一『阿片王 満州の夜と霧』新潮社 7/29発売 本体1,800円
・四六判幻の帝国・満州を闇で支配した怪傑・里見甫(はじめ)の破天荒な生涯を描く、大河小説。
文化放送報道部:監修『スクープ音声が伝えた 戦後ニッポン』新潮社 7/29発売 本体2800円
・A5判最速のニュース伝達手段がラジオだった頃、誘拐犯人の声などをラジオが生々しく記録した声を伝える、CD付き解説ブック。

●松本利昭『戦争民営化』祥伝社新書  本体760円 8/6発売
・日本人が関わった戦争ビジネスの実態を明らかにした驚異のレポート。
●手束仁『「野球」県民性』祥伝社新書  本体780円 8/6発売
高校野球からプロまで、野球選手を通して県民性を読み解いた、ユニークな切り口の本。
古川日出男『LOVE』祥伝社 本体未定 8/31発売
・『ベルカ、吠えないのか?』で今回の直木賞候補にも上がり、注目を集める著者の最新作。

一番気になるのはこの本。

光文社新書 『名門高校人脈』 本体・未定
・最近幅を利かせているのは大学ではなく高校派閥だ!という傾向を論証する。

高校派閥…結構面白そうなテーマだ(その面白さについては、坪内祐三が『古くさいぞ私は』「卒業生御三家に見る校風の研究」を読むとよくわかる)。

この本、アマゾンにもセブン&アイにも光文社のサイトにも情報が乗っていない。
筆者は誰だろう?

古くさいぞ私は

古くさいぞ私は

もしかして坪内さん?