直木賞候補作

絲山秋子「逃亡くそたわけ」(中央公論新社
恩田陸「ユージニア」(角川書店
朱川湊人「花まんま」(文芸春秋
古川日出男「ベルカ、吠えないのか?」(文芸春秋
三浦しをん「むかしのはなし」(幻冬舎
三崎亜記「となり町戦争」(集英社
森絵都「いつかパラソルの下で」(角川書店

直木賞の方は、誰が受賞してもおかしくないわけだが...
三崎亜記「となり町戦争」は受賞してもおかしくない作品なのだろうが、直木賞の性格を鑑みると、三崎の受賞はまだ早すぎる。

絲山秋子三浦しをんはこれまでの作品を鑑みれば受賞してもおかしくないのだけれど、候補作はちょっと弱いように思う。

で、朱川湊人森絵都は今回はとりあえず見送って、順当に(?)恩田陸古川日出男の受賞ということになるんじゃないかな