「Dr.パルナサスの鏡」、「小村雪岱とその時代」、「フローズン・リバー」

■某月某日
TOHOシネマズ有楽座で「Dr.パルナサスの鏡」。
見終えるとちょうど開店時間ぐらいだったので、「ロックフィッシュ」へ。
ハイボールを飲みながらカウンターに置かれている本や雑誌をパラパラ。山本嘉次郎『日本三大洋食考』*1の「とんかつ」について読んだり、「HB」第5号(特集「私とビジネス」)を読む。「HB」、面白いなぁ。自分が書いていなければ、さらにそう思えるのだが、自分が書いている部分があるからこそ、アレコレ思ってしまう*2
三井記念美術館の柴田是真展に行くつもりだったが、たった三杯ですっかり酔っぱらってしまったので、あきらめて銀ブラし、それから丸ノ内線新宿三丁目へ行き、買い物して帰宅。

■某月某日
朝、埼玉県立近代美術館へ。
行く前に北浦和駅前の昔ながらの喫茶店でモーニング。アイスジブラルタ?だとかいう、アイスコーヒーにミルクを混ぜた飲み物を。+100円でサンドイッチが付いてくるのは、嬉しい。
近代美術館で「小村雪岱とその時代」展を。かなり見応えがあった。一度でいいから、ああいう贅沢な本をつくったり、ああいう挿絵の入った中間小説を雑誌に掲載したい……。
夜、都内某所で飲み会。男女10人くらいいる中で、ツイッターを継続的にやっているのは私しかいなかったことに驚く。

■某月某日
渋谷で「フローズン・リバー

■某月某日
紀伊国屋書店新宿本店5階で「月刊みすず」1・2月合併号を。これで、ようやくゼロ年代を終わらせられる。まぁ、私にとってのゼロ年代は、まだ継続しているんだが……。

■某月某日
2010年2月3日発売のはずの「早稲田文学」を、探せども探せども、見当たらず。まぁ取次搬入日と書店販売日は往々にして違うから、こーゆーことになるのだ……と思っていたら、どうやら、今回から取次が太洋社に変わったらしい。私の記憶が確かならば、この取次は、エロ本の品揃えに関しては結構強く地方では結構ここから卸している書店が多い*3けれど、都内の大書店では、ここから卸している書店は、あまりなかったはず*4
というわけで、高田馬場へ向かう。おそらく、芳林堂なら売っているだろうと思って。
案の定、発見。「U−30」の号なども買う。
やはり芳林堂高田馬場店は、一番ぴったりくる書店だ*5

その後、FIビル地下*6の「とん久」で生姜焼き定食。絶品。

*1:これは某雑誌での新連載?に備えて、買っておかねば

*2:覚えている人がいるかどうかわからないけれど、「リッチだね。ビールを買うなんて」といった人は、2009年12月初旬に会ったときは、何のためらいもなく、サントリープレミアムモルツをカゴに入れていた。しかも、その時にお金を出したのは、その人だった

*3:誤解なきよう?付け加えておけば、確かこの取次は、右文書院も厚かった気がする

*4:アルメディアが出していた『ブックストア全ガイド』を見れば、どの書店がどの取次から仕入れているかがわかる。最新版といっても十年以上も前に出たものだから、現在とは異なる場合も多そうだが

*5:早稲田や高田馬場あたりは、あまりにも自分にぴったりなので、ちょっと距離を置きたくて、早稲田界隈には住んでいない

*6:オーナーのイニシャルをとったというこのビル、2階がどんどん寂しくなる。イエローサブマリンだか何だかのオモチャ屋があった頃とは、かなり印象が違う