『1Q84』、とんかつ、

■某月某日
終電まで友人と飲む。
帰宅後、村上春樹1Q84』Book1を。春樹作品にしては珍しく鉄道が数多く登場しているように思う。満州鉄道、中央線……。重要なシーンで登場人物が「鉄道のアナロジー」を語っている。
また、ヤマギシ会やオウム真理教をモデルにしていると思しき新興宗教(「さきがけ」「あけぼの」)は、新左翼を想起させる。エホバの証人をモデルにしているだろう「証人会」からの連想で、浅野いにおの『おやすみプンプン』を再読したくなる。やれやれ。どうやら、私はこの小説を何度か読みなおさねばならないようだ*1
■某月某日
起きたら、すでに半日が過ぎていた。TSUTAYAでCDを借り、ドトールミラノサンドAセットをつまみながら、『1Q84』Book2を斜め読み。時間のあるときに、再読しようっと。
それから、川崎の「とんかつしお田」へ。たっぷりロースカツ御膳を。が、出てきてから、量の多さに驚く。がっつり系のとんかつが2枚……上品な店のそれの4倍くらいのボリュームはあるよ(杉並区西永福「とん太郎」の特厚ロースカツよりもボリュームがある)。うまいが、量が多すぎる(頼んでおいて言うのもなんだが)。なんとか完食。
夜、TBS「MR.BRAIN」を。それからテレビ東京アド街ック天国」、TBS「ニュースキャスター」、日本テレビ恋のから騒ぎ」、MXテレビ「TOKYO BOY」。
テレビを見ながら、「スタートレック」の公開が始まっていたのかと、気づく。

*1:と書くと、語弊があるが。この本は、読み解着たくなる本。そういえば、『ノンフィクションと華麗な虚偽 村上春樹の地下世界』、『村上春樹の読み方 キーワードの由来とその意味』、『 ねじまき鳥の探し方 村上春樹の種あかし』、『象が平原に還った日 キーワードで読む村上春樹』の久居つばき、いまどうしているのだろうか。