気になる新書

岩波新書 11月20日発売
■『社会とどうかかわるか 公共哲学からのヒント』山脇直司 税込価格:777円ISBN:9784005006083
キーワードは「活私開公(かっしかいこう)」。1人ひとりを活かしつつ、公共的な価値が実現する社会へ。
■『地元学をはじめよう』吉本哲郎 税込価格:819円ISBN:9784005006090
いきいきした地域をつくるための手法が地元学だ。地域のもつ力の調べ方から活かし方まで実例とともに紹介。
■『カラー版 浮世絵』大久保純一 税込価格:1,050円ISBN:9784004311638
浮世絵の歴史、制作技法など鑑賞のための基礎知識を紹介しながら、その魅力を探る。図版76点を収録。
■『ルポ 労働と戦争 この国のいまと未来』島本慈子 税込価格:777円ISBN:9784004311584
民需と軍需の境界」が曖昧な時代に、日本の労働は戦争とどう関わっているか。それは九条改憲によってどう変わるか。
■『宇宙論入門 誕生から未来へ』佐藤勝彦 税込価格:735円ISBN:9784004311614
明らかになった宇宙の歴史と深まる暗黒エネルギーの謎。宇宙と人類のはるかな未来を考察する。
■『歌舞伎の愉しみ方』山川静夫 税込価格:735円ISBN:9784004311621
ご存じ山川さんが、「決まりごと」を押さえながら歌舞伎を愉しむコツを伝授する、格好の入門書。
■『坂本龍馬』松浦玲 税込価格:777円ISBN:9784004311591
海舟、西郷らとの幕末政局をめぐる交渉の中で、龍馬はどのように行動したのか。基本史料から実像に迫る。
■『自然な建築』隈研吾 税込価格:735円ISBN:9784004311607
自然を画一化するコンクリート建築に抗して、水、石、木などの素材をそれぞれの場所に活かす試み。
■『民族とネイション ナショナリズムという難問』塩川伸明 税込価格:777円ISBN:9784004311560
国民国家の登場以来の歴史をたどりながら、「民族」「ネイション」「ナショナリズム」とは何かを明らかにする。

岩波新書、なんでこんなに刊行点数が多いのかしら

角川ONEテーマ新書 11月10日発売
■『なぜオヤジは新橋に集まるのか?(仮)』安部徹也 角川SSコミュニケーションズ 11月10日税込価格:819円ISBN:9784827550559
身近な成功事例をもとに、最新マーケティング理論を展開。ビジネスにプライベートに恋愛にすぐに役立つノウハウを紹介していく。
■『落語家はなぜ噺を忘れないのか』柳家花禄 角川SSコミュニケーションズ 11月10日 税込価格:840円ISBN:9784827550535
落語家が高座に上がるまでにやっていることや考えていること、落語にまつわる創意工夫を余すことなく明かす。

新潮新書 11月17日発売
■『テレビ番外地 東京12チャンネルの奇跡』石光勝 税込価格:714円ISBN:9784106102882
低視聴率と低予算と少人数を逆手にとって、数々の名企画に携わってきた元名物編成局長が綴る、貴重な秘話の数々。
■『先生と生徒の恋愛問題』宮淑子 税込価格:714円ISBN:9784106102899
純愛か。わいせつか。懲戒処分や結婚成就など当事者たちの生々しい体験から学校最大のタブーの実相に迫る。
■『民主党 野望と野合のメカニズム』伊藤惇夫 税込価格:735円ISBN:9784106102905
選択を迫る彼らは、一体何者なのか。党を牛耳る有力議員は他党出身者、選挙は「五勝一敗二分」。10年の歩みと素顔を洗い出す。

■『図解 資源の世界地図』永濱利廣編 青春出版社 11月4日 税込価格:924円ISBN:9784413042178
乱高下する石油資源から、世界的な不足が懸念される食糧資源、最近話題の環境資源まで、最新データと図解で解説していく。
■『一年は、なぜ年々速くなるのか』竹内薫  青春出版社 11月4日 税込価格:788円ISBN:9784413042185
ベストセラー『99.9%は仮説』の著者が、脳科学、物理学、生物学、哲学などの最新エッセンスから現代人の時間感覚を科学する。

ソフトバンク新書 11月14日発売
■『ありえない!?生物進化論』北村雄一 税込価格:1,000円ISBN:9784797345926
系統学が明らかにした生物の異様な進化の歴史を、系統学と分岐学を中心に遺伝学、発生学、古生物学などの話題を交えおもしろく解説。
■『はじめる星座ウォッチング』藤井旭 11月14日税込価格:1,000円ISBN:9784797349580
天文写真の第一人者である著者が、天文学の基礎知識を豊富に盛り込みながら、星空と天体ウォッチングの楽しみ方を初歩の初歩から解説。

藤井旭本、「子供の科学」「天文ガイド」読者だった夜空に関心があった人にはたまらない(かも)

中公新書ラクレ
■『朝鮮総連 その虚像と実像』朴斗鎮著 税込価格:882円ISBN:9784121502988
在日朝鮮人のための組織がなぜ金日成金正日親子に私物化され、進むべき道を誤ってしまったのか。朝鮮総連研究の決定版、ここに誕生。

■『幸福論』アラン著/串田孫一ほか訳 白水社 11月中旬 税込価格:1,365円ISBN:9784560720981
抽象思考を重ねるのでなく、日常的な場面の中から幸福への合理的な道筋を見つけだす。「幸福とは何か」を追究したアラン畢生の名著。

文春新書 11月20日発売
■『情報革命バブル 終りの始まり』山本一郎 税込価格:756円ISBN:9784166606672
革命的なビジネスモデルを引っ提げ、爆発的な成長を続けるかに見えるインターネット産業の世界は、暗澹たる時代に入った。戦慄の警鐘。
■『世界最大の虫食い算』安福良直 税込価格:767円ISBN:9784166606696
数独」のニコリ編集長がパズルにのめりこんだ若き日、伝説の巨大虫食い算を作った。アホらしいほどに美しい、数字の魅力を教える。

■『男の作法(仮)』山本益博 KKベストセラーズ 11月7日 税込価格:735円ISBN:9784584122020
今年の春60歳を迎えた著者が、人生の師と仰ぐ諸先輩方から学んできた、食に限らずさまざまな作法を紹介する。