気になる本

『文芸予報(仮)』斎藤美奈子 朝日新聞出版 11月7日 税込価格:1,680円 ISBN:9784022505057
川上未映子有川浩など新しい書き手に注目した『週刊朝日』連載をまとめた書評集。渡辺淳一ナベツネなど大御所を斬る刀も鮮やか。

『自転車の安全鉄則』疋田智  朝日新聞出版 11月13日 税込価格:777円 ISBN:9784022732477
将来有力な都市交通手段と目される自転車だが、日本は自転車事故大国でもある。自転車事故の起こるメカニズムを分析、解決策を示す。

岡本行夫(仮) 90年代の証言』五百旗頭真著/伊藤元重朝日新聞出版 11月20日 税込価格:1,680円ISBN:9784022504791
湾岸戦争からイラク戦争にかけて、アメリカを相手にした日本外交の裏表を知り尽くした岡本行夫氏に、3人の専門家が迫る。

『日本一すごい本屋(仮)』井原万見子  朝日新聞出版 11月20日 税込価格:1,680円 ISBN:9784022504050
山奥の小さな本屋さんが「かいけつゾロリ原ゆたかさんのサイン会、今森光彦さんとの交流会など、楽しい「事件」を起こしていく。

『食えない奴ら』長塚圭史 阪急コミュニケーションズ 10月29日 税込価格:1,680円ISBN:9784484082264
演劇界の旗手、長塚圭史が美味い食べ物を(美味くない食べ物も)軽妙に語る、ファン待望の初エッセイ集。

『男の焚き火事典』太田潤著 成美堂出版 11月上旬 税込価格:1,470円ISBN:9784415305233
焚き火の楽しみ方を紹介する1冊。火の起こし方から石やレンガや丸太を使ったカマドのつくり方、焚き火料理など。

『文字の美』杉浦康平 誠文堂新光社 11月中旬 税込価格:3,150円 ISBN:9784416608531
アジアの漢字文化圏の日常生活や伝統図像にひそむ、人々の祈りがこめられた文字のかたちを読み解く。

誠文堂新光社、「デザイン」の財産をどんどん活用してくれ。

『絶品餃子ナビ 2009 首都圏版』アイズ・エンターテイメント編 日本出版社 12月上旬 税込価格:1,000円ISBN:9784890480388
首都圏エリアに加え「2大餃子タウン」宇都宮&浜松の、絶品餃子名店111軒を紹介。自ら楽しむ為の「巨匠の餃子レシピ」も大公開。

ついに餃子までブームなの?

サザンオールスターズ 30年目の告白』大森隆志 朝日新聞出版 11月7日 税込価格:1,260円 ISBN:9784023302914
サザンオールスターズの結成メンバーで01年に脱退した著者が、30周年を迎えたバンドの軌跡を、多くの秘話とともに振り返る。

『レトロギャラリー 明治・大正・昭和のラベル・ポスター・ロゴ』大池重雄編 誠文堂新光社 11月中旬 税込価格:2,730円ISBN:9784416808368
明治から昭和の老舗ブランドの懐かしい広告、ポスター、ラベル、ロゴなど1,000点近く収録。

邪馬台国卑弥呼』直木孝次郎 吉川弘文館 11月4日 税込価格:2,730円 ISBN:9784642078832
邪馬台国はどこにあったのか、卑弥呼は女王としてどんな政治を行ない、生涯を送ったのか。倭国の誕生を再考し、改めて畿内説を提唱。

『地名が証す投馬国、そして邪馬台国』福田正三郎
リフレ出版10月中旬税込価格:1,470円ISBN:9784862232724
地名は土地の歴史を語る。魏志倭人伝にある投馬国は長崎県千綿村遠目郷にあった。多くの資料や実地調査をもとに日本の古代史を検証。

ふたたび邪馬台国の季節。

『正しい戦争と不正な戦争』マイケル・ウォルツァー著/萩原能久監訳 風行社 11月上旬 税込価格:4,200円ISBN:9784938662448
「戦争では何でもあり」という軍事的リアリズムに抗し、他方絶対平和主義も採らず、ギリギリまで道徳を貫きつつリアルに戦争を考究。