「yomyom」2007年10月号

特集は「ブンガク散歩に出よう」。森見登美彦「登美彦氏、京都をやや文学的にさまよう」、森まゆみ「高台の町<田端文士村>に集った人たち」、そのほか内澤旬子斎藤由香山崎まどか松本侑子出久根達郎嵐山光三郎中島京子河野多恵子が執筆。
ヨムヨム」、この雑誌はいつも巻頭から順番に読んでいく(この手の文芸誌って、読み飛ばしがちだけれど、「ヨムヨム」だけはなぜか、隅から隅まで全部読んでみたいと思う*1のだ。って、いつも途中で挫折してしまうのだが)。いままで読まなくてすいませんでした、出直してきますと謝りたくなる作家に、何人か出会う。1980年代生まれの作家の小説を読まなければ*2と決意。

*1:「エンタクシー」も隅から隅まで読みたいけれど、いまの版型だと大きすぎて、寝ころんで読むのがつらいので、全部読むことはあきらめている

*2:たまたま目にするこtがあった、新聞や雑誌にのった、彼女たちの書いたエッセイや小説に1980年代生まれのリアルさをあまり感じなかったから、これまであまり読んでいなかった。といっても、「ヨムヨム」に書かれていた文章に同世代のリアルさを感じたわけではないのだが。