芸能

『ボケてたまるか!』伊東四朗 集英社 (ISBN:978-4-8342-5048-0)
発売予定日 2007年06月26日 予定価格 1,365円(税込)
いよいよ来年、古希(数え年)を迎える伊東四朗さん。70歳になったひとつの区切りとして、刻々と迫りくる「ボケ」の傾向と対策について伊東さんならではのユーモアと説得力で綴っていただく。お風呂にはいりながら、都道府県名をあげる、散歩しながら日本の地名、都市名をつぶやく、アメリカ全州をABC順に覚えるなど、日々脳のトレーニングに励む毎日。脳は遊ばせておくと休み癖がつくので、常に回転させることが必要だという。渡された台本はその日のうちに覚える。変更があっても翌日までに覚えてくるなど、記憶力を鍛えることが大切である。後半は「年寄りなんだからボケたっていいじゃないか」の精神を語り、それでも「好かれるボケ」、「嫌われるボケ」のあれこれ知人のエピソードなどを披露しながら、「ボケるが勝ち!」の伊東式長生き論を語る。

『まわりまわって古今亭志ん朝志ん朝の仲間たち/著 文藝春秋 (ISBN:978-4-16-368650-9)
発売予定日 2007年06月28日 予定価格 1,700円(税込)
落語界の同期生、役者仲間から長年のマネージャーまで、志ん朝ゆかりの人々が初めて明かす逸話の数々。ファン必携、必読の一冊。

『定本 落語三百題』武藤禎夫 岩波書店 (ISBN:978-4-00-002423-5)
発売予定日 2007年06月28日 予定価格 8,190円(税込)
古典落語の原話を辿ると、多くは江戸時代の小噺と密接な関係を持つ。本書では、著者永年の噺本研究の成果を活かし、三百の古典落語の原話を明らかにする。噺本・演題集等からの引用も豊富。一層充実した待望の決定版。

『高座』橘蓮二 河出書房新社 (ISBN:978-4-309-26948-1)
発売予定日 2007年06月18日 予定価格 5,670円(税込)
まだ誰も見たことがない、もう二度と見られない、噺家、色物ほか、芸人たちの決定的瞬間をとらえた豪華版写真集。立川談志をして「これが俺かあ……」と言わしめた、演芸写真第一人者・橘蓮二の最高傑作!