西荻窪

というわけで、都心を回避し、自転車で西荻窪まで。
東京から考える 格差・郊外・ナショナリズム (NHKブックス)
『東京から考える』で、東浩紀が「昭和テーマパーク」「サブカル全共闘の夢にまどろんでいるテーマパーク」「自分のスタイルしか気にしていない学生と、時間と金が余ってスタイルを気にできる中高年夫婦が作ったテーマパーク」だと指摘していたが、まさにそのとおりだと思う。*1
ただ、古本の値段は昭和っぽくない…。まぁそれはそれでいいのだけれど、私みたいな人間にはちょっとアレだ。


まず、ねこの手書店で

古川ロッパ昭和日記 戦前篇』晶文社 2007年2月刊
「ブルータス」2004年8月15日号 特集「ブルータスの写真特集 BOYS'LIFE」
「新潮」2007年2月号

買い渋っていた『古川ロッパ日記』が、4625円。出てすぐの新刊を古本屋で買うことには抵抗がないわけではないけれど、購入。
「新潮」、四方田犬彦ECDが気になっていたものの、買ったところでどうせ読まないだろうしと思っていたが、210円ならと購入。


花鳥風月で

『世界の名車グラフティ ホンダ』岡崎宏司 新潮文庫
『愚者の知恵』平凡社〔叢書ヒストリー・オブ・アイディアズ〕

50円、1000円。
どちらも、一部ではクレイジーな値段がついている本。
「叢書ヒストリー・オブ・アイディアズ」、平凡社ライブラリーに入らないかな(著作権の関係で、かなり難しいだろうが、実現して欲しい。全部買うから)。


あと別の古本屋(店名失念)で

『総集編 東京B級グルメ』文藝春秋「文春文庫ビジュアル文庫」編 文藝春秋(文春MOOK)
ノーサイド」1995年6月号 特集「料理は男の一大事」
ノーサイド」1996年5月号 特集「美食家列伝」

全部100円かと思ったら、「ノーサイド」は400円。100円なら買いだけど、400円だとちょっと迷う値段だぜ。まぁいいか。
そういえば、「ノーサイド」のアートディレクターって岡本一宣。いまの「週刊現代」も岡本一宣デザインだけど……


ブックセラー西荻

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*1:高円寺、中野も同じような印象があって、住む気にはあんまりなれない。住むと、完全にダメ人間になってしまいそうな気がして……