本やタウン 書籍近刊情報から

『大東京年鑑 第1回中村舜二編』
ゆまに書房 7月中旬 131,250円
東京市会議員であった中村舜二が、大正末〜昭和初期の東京に関するあらゆるデータ・統計をまとめた「大東京年鑑」などを復刻。

面白そうだが、値段が…。

『普通の人』森与志男
新日本出版社 8月中旬 2,730円
■都立高校で起きた「日の丸・君が代」の強制と教師への処分に対し、「普通の教師」たちは何を考え、どう行動したのかを描く長編。

新日本出版社にとっての「普通の教師」とは、共産党員ってことかな?

『石油の歴史 ロックフェラーから湾岸戦争後の世界まで』エティエンヌ・ダルモンほか著/三浦礼恒訳
白水社 8月中旬 999円
■石油の本格的採掘は1859年に米国で始まった。企業の創設、巨大多国籍化、国有化、買収などの国際石油資本の変遷を辿る。

良心的な価格。そして、白水社の本だからという安心感。買って損しないはず。

『超オンナ磨き 美のカリスマIKKOの幸せを呼ぶゴールデンルール』IKKO
アスコム 7月14日 1,365円
■現在ブレイク中の美のカリスマIKKOさんの初エッセイ。

IKKOって、エッセイ出していなかったんだ。ちょっと意外。

『おやじの品格』嶋中労著
グラフ社 7月31日 1,260円
日本人が持っていた猛々しいサムライ精神はどこにいってしまったのか。五十路の坂を越えた著者が熱く語る痛快エッセイ。

品格があるオヤジはこういう柳の下のドジョウ本を出さない…。それとも、これは士族の商法って奴か。

『ニチゲー力 日大芸術学部とは何か』山下聖美
三修社 7月下旬 1,470円
■日本のサブカルの発信地、日大芸術学部の魅力を余すところなく伝える。安西水丸群ようこなどの卒業生の青春記も収録。

この企画自体は悪くないと思うが。。。

司馬遼太郎東京裁判』福井雄三
主婦の友社 7月31日 1,785円
■今なお好評な前著『「坂の上の雲」に隠された歴史の真実』を凌駕する、まったく新しい歴史観の提唱。司馬遼太郎ファン必読の書。

司馬遼、「新しい歴史観の提唱」って、新しい歴史教科書をつくる会も、うたっていたっけな

『ドキュメント北朝鮮(仮)』石丸次郎
毎日新聞社 8月下旬 1,785円
■収容所国家の驚くべき実態。豊富な取材と独自の情報解析そして戦後アジア史への鋭い視座によって最もリアルな北朝鮮を描く。

これ、新書本だとベストセラーランキングに確実に入るでしょう。でも、単行本だと難しい

『反米親米(仮)』毎日新聞社外信部編
毎日新聞社 8月上旬 1,785円
■世界中に影響を及ぼす現代最大の「帝国」を、各国はどのように見ているのか。反発と迎合が織成す国際情勢を活写する。

毎日新聞はいまこそ外務省機密漏洩事件(沖縄密約事件)について、検証すべき。

『芸人好きですが、何か?』富田ひろみ
グラフ社 7月25日 1,000円
■ただのカッコいい男では満足できない、芸人好きを誇りにしている女性に贈る。女子高生に人気の前田健さんのインタビューも掲載。

芸人好きを誇りにしている? 芸人をバカにしているのかっ。