朝日新聞社が「Jnude」創刊

タリーズで軽く朝食(こういうスノッブめいたことを年に数回したくなる)。
「Jnude」2006年4月5日(創刊)号なるタブロイド版のフリーペーパーを発見。
手にとってみると、表紙右下に「朝日新聞社」とあるではないか。
タブロイド版、朝日新聞…といえば、2001年にたった8号で廃刊した、若い世代向けの定価100円の新聞「SEVEN」を思い出す。「セブン」スターバックスやTSUTAYAなどで発売して大失敗したんだよな。


宣伝会議の「アドバタイムズ」3月8日号によれば、

朝日新聞 フリーペーパー創刊  3月30日創刊 月2回首都圏で
 朝日新聞社は3日、無料紙「ジェイヌード」を 30日に創刊すると発表した。ターゲットは20〜30歳代の働く女性。感性を磨くことで生活や生き方を応援する。月2回刊、首都圏で20万部発行の予定(タブロイド判16ページ)。
「あなたを、日本を、いまを、ヌードする」を掲げた紙名の「ジェイ(j)」は日本文化と日本女性を、「ヌード(nude)」はありのままの女性を象徴する。大宅映子氏や白石真澄氏、倉田真由美氏らによる時評コラム、恩田陸氏による連載書き下ろしなど、女性の書き手を多用する。また話題の人物にスポットを当てたルポタージュを毎号特集する。
配布は東京都のほか神奈川・千葉県下の「タリーズコーヒー」や表参道・青山、六本木のカフェレストラン、美容サロンのほか、「ウェスティンホテル東京」などのホテルを予定。また東京・神奈川で20〜30歳代の働く女性の居住率が高い地域を選別し、朝日新聞(夕刊)にも折り込む。


これも数号で失敗しそうな雰囲気が、紙面からヒシヒシと伝わってくる。
いまさら(朝日ブランドが通用しない)若い女性をターゲットにしようとするんだったら、「UNO!」休刊させなきゃよかったじゃん。