4月発売予定の文庫
コンクリートの家は三十年。
●岩波書店 岩波現代文庫 14日発売
『日本人論 明治から今日まで』南博 1,470円
『椎の若葉に光あれ 葛西善蔵の生涯』鎌田慧 1,050円
『戦後保守党史』冨森叡児 1,155円
●岩波書店 岩波文庫
『当世書生気質』坪内逍遥 735円
『戦後保守党史』は、社会思想社「現代教養文庫」から刊行されていたもの。
現代教養文庫のノンフィクション作品、どんどん収録してくれないか、岩波現代文庫。
●文春文庫 7日発売
『飲食男女おいしい女たち』久世光彦 510円
『がんから始まる』岸本葉子 550円
『人生は五十一から5 にっちもさっちも』小林信彦 650円
『柳生武芸帳(上、下)』五味康祐 各1,000円
『一九七二「はじまりのおわり」と「おわりのはじまり」』坪内祐三 700円
●文藝春秋 文春文庫PLUS
『不肖・宮嶋 金正日を狙え!』宮嶋茂樹 610円
『一九七二』が文庫化されるとは(解説は亀和田武かな?)。
『一九七二』より前に刊行され、いま品切れ中の『シブイ本』は文庫化されないのか。
●講談社 講談社文芸文庫 10日発売
『長春五馬路』木山捷平 定価未定
『三島由紀夫文学論集(1)』三島由紀夫 定価未定
●講談社 講談社学術文庫
『年表で読む二十世紀思想史』矢代梓 定価未定
願わくは、文芸文庫が「大衆文学館」のように廃刊とならざらんことを(「大衆文学館」は現在、電子ブック版なら入手可能http://www.paburi.com/paburi/publisher/kd/topic/taishu.shtml)
ながらく品切れだった『年表で読む二十世紀思想史』が復刊。この手の「レファ本」はすぐ品切れにしないで、末永く売ってほしい。
- 作者: 矢代梓
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1999/09
- メディア: 単行本
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●筑摩書房 ちくま文庫 10日発売
『右翼・行動の論理』猪野健治 735円
『立ち飲み屋』立ち飲み研究会 819円
『上方落語 桂枝雀爆笑コレクション(5)バことに面目ない』桂枝雀 945円
『写真集 高座のそでから』橘蓮二 998円
『シェイクスピア全集(13)オセロー シェイクスピア』松岡和子 924円
『橋本治短篇小説コレクション 鞦韆』橋本治 924円
『マリアの空想旅行』森茉莉、小島千加子 630円
●筑摩書房 ちくま学芸文庫
『ウィトゲンシュタイン『論理哲学論考』を読む』野矢茂樹 1,260円
ちくま文庫編集者、中央線沿線在住で荻窪西荻の古本屋でいつもネタ本探ししているという説が。