「考える人」2005年秋号

新潮社の季刊誌「考える人」が10月4日に発売されたらしい(まだ書店店頭で見ていないけれど)。
新潮社のホームページによれば、今月の特集は「ドイツ人の賢い暮らし」。
で、気になる記事。

「詩のことば 思想のことば」鶴見俊輔×荒川洋治
「小説の自由」小島信夫×保坂和志

 連載陣は・・・
 坪内祐三さんの「考える人」、今回は吉行淳之介
佐藤卓己「セロンに惑わず、ヨロンにもかかわらず 日本的世論の系譜学」第二回「追憶の世論」と「平和の輿論」。
赤瀬川原平大和魂」第十四回「外来種の脅威と舶来への憧れ」。
橋本治浄瑠璃を読もう」第六回「『義経千本桜』と歴史を我等に(中)」。
小谷野敦「売春の日本史」第二回。
井上章一リオデジャネイロ邪推紀行」第三回「イパネマの娘はどこへゆく」。
宮沢章夫「考えない」第14回「度を越す人」。

「考える人」、小学館の月刊マンガ誌「IKKI」のような雑誌だと思う。
雑誌で読みたいものよりも、単行本で読みたいものが多い。