「サイゾー」9月号

特集「ニュース!な主役達」も「オフレコ」編集長・田原総一郎×元「噂の真相」編集長・岡留安則の対談「新たなるタブーへの挑戦」、金原ひとみ×菊地成孔の対談「異才対談」も面白いが、
今号で一番ツボだったのは、「フォーブス」元アジア太平洋支局長で、光文社から何冊かペーパーブックを出している、ベンジャミン・フルフォードの連載「ベンジャミンの要人日記」。
増補・改訂 日本マスコミ『臆病』の構造

今回の人は、中丸薫(釤太陽の会”の総裁らしい)。
フルフォード氏が<もし出版されていたら日本から逃げ出すか、殺されるかのどちらかだったろう>程の<かなり過激な内容の><日本政府の暴露本を書こうと思っていた>頃、中丸薫と名乗る女性から電話がかかってきた、という。

「私は中丸薫と申します。明治天皇の孫であり、あなたのことを見守っている女神に頼まれて、連絡を差し上げました。彼女は、あなたのことをとても心配しています。あなたは悩んでいるし、間違った道を歩もうとしています。日本のヤクザを怒らせるのはやめたほうがいいでしょう。それに、あなたが本当にやりたいこととは違うはずです」

フルフォード氏は、<彼女は本当に明治天皇の孫なのか……>疑っていたのだけれど、実際に会って話してみたところ、<いつしか“本物”だと思うようになった>。

そして、彼女はある情報をくれた。それは、「日本政府が機能不全に陥っている本当の原因は、内部にあるのではなく、アメリカによる支配のせいだ」ということ。確かに円高不況、バブル、多額で無意味な借金は、すべてアメリカの命令によるものだ。そしてアメリカも、一部のフリーメーソンという秘密組織によって支配されている。(中略)
とにかく、中丸さんと私は手を組むことにした。“平成維新”を起こす仲間を集め、日本をよくするために全面的に働くことになった。

うぅむ…。
ベンジャミン・フルフォードは、00年代の落合信彦か!?
浅草キッドと組んでテレビ番組やってくれると面白いものができそうな...。