2005年上半期の本・雑誌販売額、0.8%減

日経産業新聞7月27日号

出版科学研究所(東京・新宿)がまとめた2005年上半期(1―6月)の書籍雑誌推定販売金額は前年同期比0.8%減の1兆1298億7000万円にとどまった。インターネットによる情報入手が一般的になったことで週刊誌を中心とする雑誌の売り上げが落ち込んだ。書籍は新書を中心にヒット作が相次ぎ、前年同期をわずかながら上回った。

雑誌の推定販売金額は1.7%減の6300億7500万円だった。月刊誌は0.6%増と健闘したが、週刊誌が8.7%減となったことが響いた。

フジテレビジョンライブドアによるニッポン放送株の争奪戦やNHKの不祥事など話題は多かったが、売り上げには結びつかなかった。分冊百科の創刊ブームが一巡したことも影響した。

う〜む。
「インターネットによる情報入手が一般的になった」から週刊誌を買わなくなった人が増えたってことはないだろうと思うんだがなぁ...。

日本雑誌協会の「マガジンデータ」を見ていると、飽きない(こちらのデータは、2003年1月から12月のものでちょいと古いが)。
Yomiuri Weekly」は13万部も発行してるなんて信じられないし(一体誰が読んでいるんだ?)、「文學界」(1万2525部)よりも 「別册文藝春秋」(1万4000部)の方が売れているのもちょっと不思議。。。