「インビクタス」、柴田是真展、ビートルズ

■某月某日
渋谷「とりかつチキン」で、チキンカツ・とんかつ・イカフライの3品定食。
■某月某日
夜、ららぽーと横浜へ。「インビクタス」。「グラントリノ」の次の作品ということで、期待しすぎていたのか。。。。
■某月某日
JR神田駅南口前の「いずみ書店」で、「新潮」3月号。いかにも、街の本屋さんといった感じで素晴らしい(書棚も昔のものだ)。純文学にも結構力を入れていて*1大江健三郎『水死』や「新潮」(10冊くらいあった)を目立つところに置いてある。レジカウンター前では芥川賞直木賞受賞作コーナーを、そのほかにも神田にゆかりのある本*2コーナーなどもあった。
芥川賞コーナーから梅崎春生『ボロ家の春秋』(講談社文芸文庫)、「新潮」3月号、そのほかに文庫本を何冊か購入。
神田はオフィス街でもあり、(ちょっと行けば)マンションや住宅もあり、定期的に本や雑誌を買う習慣のある人が少なくないのだろう。
出版物の推定売上額が2兆円割れは、1988年以来だといわれる。私がものごころついたのは、90年代後半だから、1988年以前の本屋の光景は、ほとんど記憶にない。
だから、こう思う。出版業界は、ようやくバブル以前に戻ったんじゃないか?と。「いずみ書店」のような本屋に行くと、地に足つけてれば、なんとかやっていけるんじゃないか、そこに希望があるんじゃないかって思う。
■某月某日
日本橋のマックで、「ニューヨークバーガー」。ううむ。ニューヨーク感が薄いぜ。
その後、三井記念美術館で「柴田是真の漆×絵」。
それから、日本橋丸善丸善丸の内オアゾをハシゴしてから、有楽町「ロックフィッシュ」。
そして、ヒューマントラスト有楽町*3で「ミレニアム?」。原作をうまく映画化してはいるが、2時間半では尺が足りなかったようで、リスベットが原作ほど魅力的に感じなかった。
■某月某日
東京駅をぶらぶらしてたら、ラーメンが食いたくなった。六厘舎は、あいかわらず異常なほど行列が。
「(キレイな)女性のひとり客が多い店にハズレなし」と思いながら、店をいくつか覗いて入る。食券を買って店に入ってから、自分があんまり好きではない、ラーメンチェーン店だったのかと気づく(確かに、このグループは、女性受けするラーメンチェーンだったのだ。店名とグループ名が違っていたから、そのことに気付かなかった)。

■某月某日
東京都写真美術館で、「木村伊兵衛アンリ・カルティエ=ブレッソン」「出発――6人のアーティストによる旅」を。それから、渋谷へ出て、渋東シネタワーで「ゴールデンスランバー」。思っていたよりも面白い。
ビートルズつながりということで、ブックファーストで、岩瀬成子『オール・マイ・ラヴィング』を。
その後、西荻窪まで行って、音羽館で「スムース」晶文社特集号など。

*1:残念ながら、岩波書店の本はなかったけれど

*2:坪内祐三三茶日記』などもあった

*3:しっかし、書くのがはずかしくなる名前だ「ヒューマントラスト」って……