気になる本

『太宰萌え 入門者のための文学ガイドブック』岡崎武志 出版社:毎日新聞社 判型:A5  発行年月:2009年10月 ISBN:9784620319612  価格:1,500円(税込)
太宰に「萌え」ることこそ、太宰文学への直近のアプローチ。女性の声も反映した太宰治読本。教科書風太宰作品の読解、心で味わいたい一節、太宰に扮した役者たちなど、ユニークな角度から太宰の素顔に迫る。

『議員と官僚は使いよう』小学館101新書 055  著者:小池百合子 出版社:小学館 判型:新書  発行年月:2009年10月 ISBN:9784098250554  価格:735円(税込)
民主党新政権は官僚の壁を突き崩せるのか。政府の閣僚を歴任し、霞ケ関の官僚たちと渡り合ってきた著者が、旧来の対立構図から脱却し、政官民の英知を結集した、新たな「政治家主導」の政治システムを提言する。

出るタイミングが悪い。落選した議員の本も使いよう?

『恥の殿堂』小学館101新書 058  著者:落合信彦 出版社:小学館 判型:新書  発行年月:2009年10月 ISBN:9784098250585  価格:756円(税込)
政治家、マスコミ、スポーツ界、モンスターペアレント、草食系男子に婚活女子…。この世界は「名誉殿堂」ならぬ、「恥の殿堂」となってしまった。本書では、そんな世界に蔓延る恥という恥を一刀両断する

あのボビーが、「恥の殿堂」というタイトルの本を出すなんて、それこそ……。ボビーって、オバマとはどういう関係なのだろう?

【自由が丘の櫻恋』 著者:ロドリゲス井之介 吉野信吾 出版社:マガジンハウス 判型:A5  発行年月:2009年10月 ISBN:9784838720293  価格:1,260円(税込)

「江古田ちゃん」、「東京都北区赤羽」、そして「自由が丘」。ご当地マンガが増えているね

『大作家“ろくでなし”列伝 名作99篇で読む大人の痛みと歓び』  ワニブックス〈plus〉新書 003  著者:福田和也 出版社:ワニ・プラス 判型:新書  発行年月:2009年10月 ISBN:9784847060045  価格:840円(税込)
志賀直哉はキレまくったD・Vの狼藉者、ドストエフスキーは自意識過剰のギャンブル中毒…。抑えきれない感情に翻弄された大作家たち24人の感動的なまでに痛い秘密を晒す。文芸評論家による文学と人生の入門書。

『Umezz house』著者:楳図かずお蜷川実花 出版社:小学館 判型:B6  発行年月:2009年10月 ISBN:9784096820438  価格:2,730円(税込)
天才・楳図かずおが吉祥寺の地に建てた「楳図邸」。内装外装・調度品を含め、楳図アートの集大成ともいえるこの類い希なる被写体を、鬼才・蜷川実花が撮り下ろす。注目のコラボレーションによるアートブック。

『かけら』著者:青山七恵 出版社:新潮社 判型:B6  発行年月:2009年9月 ISBN:9784103181019 
価格:1,260円(税込)
父と2人で参加した日帰りさくらんぼ狩りツアー。そこで桐子が眼にしたのは父の意外な顔だった…。川端康成文学賞を最年少で受賞した表題作ほか2篇。人と人の間の微妙な関係を瑞々しいタッチで描く珠玉の短篇集。

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『2030年メディアのかたち 現代プレミアブック』著者:坪田知己 出版社:講談社 判型:B40  発行年月:2009年9月 ISBN:9784062950510  価格:1,050円(税込)
デジタルメディア取材歴20年超の著者が、マスメディア大変革のメカニズムをデジタルメディアの変遷を辿りながら詳述し、将来我々が手にすることのできる「究極のメディア」のかたちを具体的に紹介する。