気になるノンフィクション

『死刑でいいです 孤立が生んだ二つの殺人』池谷孝司編 共同通信社10月上旬税込価格:1,470円ISBN:9784764106048
16歳で母親を刺殺した男が少年院を出た後、姉妹刺殺事件を起こした。精神鑑定は行われたが再び犯罪に向かってしまったのはなぜか。

『死刑』読売新聞社会部 中央公論新社10月10日税込価格:1,575円ISBN:9784120040634
新聞社として戦後初めて「死刑」に正面から取り組んだ連載は大反響を呼んだ。連載に追加と大幅加筆したノンフィクション。

『無名記者の挽歌』中島清成 中央公論新社10月25日税込価格:1,995円ISBN:9784120040757
全国紙政治部キャップとして池田、佐藤、田中首相などの時代に活躍した著者が、激動の半生を多彩なエピソードとともに綴った魂の記録。

このところ、新聞記者モノが相次いでいるのは、なぜだろう?

サブカルチャー昭和史(仮)』西村幸祐/杉原志啓 PHP研究所10月9日税込価格:1,260円ISBN:9784569772813
文学、音楽、映画、アニメ。サブカルチャーは、時代を映し出す鏡のようなもの。その大衆文化をテーマに、戦後日本の精神史を辿る。

『実録 神戸芸能社 田岡一雄三代目と戦後芸能界 (仮)』山平重樹著/田岡満協力 双葉社10月下旬税込価格:2,100円ISBN:9784575301724
三代目山口組・田岡一雄組長が戦後立ち上げた伝説の興行会社・神戸芸能社。その栄光と軌跡、そして終焉までを初めて描いた一作。

「田岡満協力」っていうのが、いいですね。

『ザ・コールデスト・ウインター 朝鮮戦争(上)』ディヴィッド・ハルバースタム著/山田耕介ほか訳 文藝春秋10月中旬税込価格:2,000円ISBN:9784163718101
スターリンが、毛沢東が、マッカーサーが、トルーマンが、そして凍土に消えた名もなき兵士たちが。血の肉声で綴る戦争。『下巻』同時刊。

ハルバースタム著作集、どっかの出版社で出してくれないか。

『ドキュメント 昭和が終わった日』佐野眞一 文藝春秋10月下旬税込価格:1,470円ISBN:9784163717906
天皇崩御改元リクルート事件、幼女連続殺人。昭和と平成の狭間に起きた一連の出来事を検証することで、2つの時代の意味を問う。

『女優 岡田茉莉子岡田茉莉子 文藝春秋10月下旬税込価格:2,940円ISBN:9784163709406
谷崎潤一郎に「茉莉子」と名付けられ、成瀬、小津、木下ら巨匠に愛され、吉田喜重監督映画の女神として輝き続ける名女優の自伝。

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『政変(仮)』毎日新聞政治部 毎日新聞社10月下旬税込価格:1,680円ISBN:9784620319605
民主党政権誕生に至る戦後政治最大の政変の舞台裏をドキュメントし、民主党を徹底検証する。政治ノンフィクション。