気になる本 人文書

『メディア激震 グローバル化とIT革命の中で』古賀純一郎 NTT出版6月25日税込価格:2,310円ISBN:9784757102606
グローバリゼーションとIT革命の中でジャーナリズムはどのような変容を迫られるのか。生き残りをかけた攻勢が今、始まる。

『技術への意志とニヒリズムの文化』アーサー・クローカー著/伊藤茂訳 NTT出版6月25日税込価格:2,940円ISBN:9784757141667
錯綜する21世紀の文化と思想を、ハイデガーニーチェマルクスの思想によって大胆に読み替えるポスト・ヒューマンの社会批評。

『影印本 足尾銅山鉱毒事件関係資料 第13巻〜第18巻セット』安在邦夫編/堀口 修ほか編 東京大学出版会7月15日税込価格:63,000円ISBN:9784130980432
日本初の公害事件の全貌を、多くの機密記録を含んだ広範囲で貴重な調査報告資料が明らかにする。待望の初公刊。

『ポジャギ 韓国の包む文化』中島恵 白水社7月中旬税込価格:2,310円ISBN:9784560080153
伝統的なパッチワークとしての色鮮やかな布の、歴史から現状、比較、制作方法、材料の産地まで探求する、暮らしの文化史。

『食品偽装の歴史』ビー・ウィルソン著/高儀進訳 白水社7月上旬税込価格:3,150円ISBN:9784560080146
歴史家でもある英国最高のフードライターが、偽装や混ぜ物、保存料やDNA問題など、食品をめぐる「暗黒の歴史」を明らかにする。

『希望のはじまり 流動化する世界で』東大社研編/玄田有史ほか編 東京大学出版会7月15日税込価格:3,990円ISBN:9784130341943
日本をはじめ世界各地でさまざまな分野で模索されつつある、希望なき世界における「希望のはじまり」を考察する。

『日本経済論(下)』大内力 東京大学出版会7月15日税込価格:12,600円ISBN:9784130440387
日本資本主義の構造的特質を、独自の視点から鋭く抉り出す。戦後日本の経済学研究に一時代を築いた巨星の遺著。全8巻完結。