気になる学術書

政治学のリサーチ・メソッド】スティーヴン・ヴァン・エヴェラ著/野口和彦ほか訳 勁草書房7月中旬税込価格:1,995円ISBN:9784326301805
すぐれた論文を書くノウハウとは。全米の大学で使われている定番テキストをついに完訳。社会科学方法論のエッセンスを伝授。

『公共選択の研究(52)』P.C.S.編集委員会勁草書房7月上旬税込価格:1,575円ISBN:9784326933488
経済と政治の接点におけるさまざまな問題を研究し、その理論と現実への適用を図る学術研究誌。

『若者の介護意識 親子関係とジェンダー不均衡』中西泰子 勁草書房7月中旬税込価格:2,730円ISBN:9784326653423
親子の愛情に支えられる介護はなぜ息子ではなく娘の役割となるのか。ライフコース多様化を背景に再編される性別分業の仕組みを探る。

林彪春秋』姫田光義 中央大学出版部6月下旬税込価格:4,620円ISBN:9784805741450
中国政治の最大のナゾ、林彪事件を、彼の栄光への道から毛沢東との確執によって没落する結末までをドラマチックに描く。

林彪事件がテーマなんだから面白くなかったら、サギですな。

『制度と調整の経済学』宇仁宏幸 ナカニシヤ出版6月上旬税込価格:3,570円ISBN:9784779503610
議論の焦点をコーディネーション(制度的調整)に当てることで、混迷する日本経済再生にとって有効な制度改革の方向を提示する。

コーディネーション(制度的調整)って、久し振りに聞きました。

『戦後日本の対外金融 360円レートの成立と終焉』伊藤正直 名古屋大学出版会6月上旬税込価格:6,930円ISBN:9784815806156
戦後復興・高度成長を可能にした対外金融構造を解明、戦後日本経済の国際的連関を新たな水準で示す画期的成果。

これ、新書なら必ず買うのに

『戦後日本スタディーズ(1) 40・50年代』岩崎稔編著/小森陽一ほか編著 紀伊國屋書店7月中旬税込価格:2,520円ISBN:9784314010528
「戦後」を問い直すための見取り図を提示し、戦後史を総括するシリーズ、完結。第1巻:1940〜50年代。

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『近代日本のメディアと地域社会』有山輝雄著 吉川弘文館7月中旬税込価格:9,975円ISBN:9784642037914
メディアの大衆化は何をもたらしたのか。新聞・雑誌・電話・ラジオなどを取り上げ、地域社会に生きる普通の人々のメディア受容を描く。