気になる新書

岩波新書 1月20日発売
■『西洋哲学の10冊』左近司祥子編 岩波書店1月20日税込価格:819円ISBN:9784005006137
ギリシャから現代まで10人の哲学者の著作の入り口に立ってみよう。もっと読みたくなる哲学入門。

■『中高生のための憲法教室』伊藤真 岩波書店1月20日税込価格:819円ISBN:9784005006120
明日の主権者として未来を生きる若者たちに、日本国憲法の持つ力と価値をあますところなく伝える1冊。
■『アマテラスの誕生 古代王権の源流を探る』溝口睦子 岩波書店1月20日税込価格:777円ISBN:9784004311713
古代王権において生じた「国家神交代劇」は何を意味するのか。広く国際関係の状況を視野に読み解く。
■「グローバル恐慌 金融暴走時代の果てに』浜矩子 岩波書店1月20日税込価格:735円ISBN:9784004311683
世界はいま、「恐慌」の入口に立っている。危機拡大の要因は何か。世界同時不況はどこへ行くのか。
■『ジャーナリズムの可能性』原寿雄 岩波書店1月20日税込価格:735円ISBN:9784004311706
マスコミ不信が叫ばれるなか、いまジャーナリズムは何をすべきか。長年の現場体験をもとに鋭く問う。
■『ネイティブ・アメリカン 先住民社会の現在』鎌田遵 岩波書店1月20日税込価格:819円ISBN:9784004311720
先住民たちはアメリカ社会の最底辺で、どう生きようとしてきたのか。その歴史と現在の姿を描く。
■『ポスト戦後社会 シリーズ日本近現代史 (9)』吉見俊哉 岩波書店1月20日税込価格:819円ISBN:9784004310501
崩れゆく冷戦構造のなかで、政治・経済・社会・家族、すべてが変容し崩壊していく過程をたどる。

■『温泉と健康』阿岸祐幸 岩波書店1月20日税込価格:735円ISBN:9784004311737
温泉地の自然環境を利用して病気の予防や治療を行う自然療法を紹介。日本の温泉の新しい可能性を探る。
■『小林多喜二 21世紀にどう読むか』ノーマ ・フイールド 岩波書店1月20日税込価格:819円ISBN:9784004311690
蟹工船』の作者はどう生き、その作品群は現代に何を語るのか。みずみずしい筆致で描く、知られざる人間像。

どうしたんだ、岩波の充実っぷり。

角川ワンテーマ新書
■『自分道』玉岡かおる 角川SSコミュニケーションズ1月10日税込価格:861円ISBN:9784827550573
幕末から昭和までの激動の時代を生きた女性を取り上げ、自分らしく生きるためのヒントを解き明かす。

集英社新書 1月16日発売
■『オバマ・ショック』越智道雄著/町山智浩著  集英社1月16日税込価格:735円ISBN:9784087204773
アメリカ研究者」「アメリカ在住者」というそれぞれの立場から、黒人大統領誕生という歴史的転換点を迎えた「病める超大国アメリカについて縦横無尽に語り合う。

■『悪党の金言』足立倫行 集英社1月16日税込価格:798円ISBN:9784087204759
保阪正康内田樹佐藤優森達也島田裕巳田中森一、溝口敦、重松清。33年の歴史に幕を下ろした「PLAY BOY」インタビューのベスト選。
■『幻のB級!大都映画がゆく』本庄慧一郎 集英社1月16日税込価格:777円ISBN:9784087204780
土木建築業界の雄・河合徳三郎によって昭和初期に創設された大都映画は、徹底した大衆娯楽路線で庶民の心を掴んだが。

新潮新書 1月19日発売
■『マイクロソフト戦記 世界標準の作られ方』トム佐藤 新潮社1月19日税込価格:756円ISBN:9784106102981
グローバル・スタンダードへの挑戦は、1度目失敗、2度目に見事成功した。その明暗を分けたビジネス哲学を実体験とともに解明する。
■『幕末バトル・ロワイヤル 天誅新選組野口武彦 新潮社1月19日税込価格:756円ISBN:9784106102974
理知と自制が治安をコントロールしていた時代は終わり刀の時代が訪れた。天誅テロリズムの恐怖を描く、「週刊新潮」連載第3弾。

ちくま新書 1月6日発売
■『経済学はこう考える』根井雅弘 筑摩書房1月6日税込価格:714円ISBN:9784480688019
「冷静な頭脳と温かい心」「豊富のなかの貧困」など、経済学者らは名言を残してきた。彼らの苦闘のあとを辿り、経済学の魅力に迫る。
■『クジラは誰のものか』秋道智彌 筑摩書房1月6日税込価格:777円ISBN:9784480064660
捕鯨の国や団体の主張は正しいか。捕鯨は悪なのか。感情的になりやすいクジラ問題を多方面から整理し、あるべき将来像を考察する。
■『創刊の社会史』難波功士 筑摩書房1月6日税込価格:798円ISBN:9784480064554
ポパイ族から盛王GUYまで。若者雑誌の創刊号をたどり、70年代以降の社会を読み解く。めくるめくタイムトリップへ読者をご案内。

■『日本人はなぜ「さようなら」と別れるのか』竹内整一 筑摩書房1月6日税込価格:756円ISBN:9784480064677
日本人にだけ存在する、「さようであるならば(さようなら)」という接続詞の別れ言葉を、源氏物語から阿久悠までの仕事の中に探る。

中公新書 1月25日発売
■『ヴェルサイユ条約 マックス・ウェーバーとドイツの講和』牧野雅彦 中央公論新社1月25日税込価格:819円ISBN:9784121019806
第一次大戦までは存在しなかった概念「戦争責任」をドイツに対して追及すべきか。連合国との息詰まる攻防が展開する状況を再現。
■『ものはなぜ見えるのか マルブランシュの自然的判断理論』木田直人 中央公論新社1月25日税込価格:819円ISBN:9784121019813
たとえば、目の前の湯呑。私たちはこれをどのようにして認識しているのか。マルブランシュの驚愕すべき結論とその論理的射程とは。
■『戦国仏教 中世社会と日蓮宗』湯浅治久 中央公論新社1月25日税込価格:819円ISBN:9784121019837
飢饉と災害の続く中世、人々は仏教に何を求めたのか。社会史の成果も用いて、中世社会がいかに鎌倉仏教を受容、興隆させたかをたどる。
■『富士山 聖と美の山』上垣外憲一 中央公論新社1月25日税込価格:819円ISBN:9784121019820
日本人は富士山をどう眺めてきたか。不毛の山、信仰の山、反権力の山、ナショナリズムの山。富士山の比較文化史から見える日本の姿。

PHP新書 1月15日発愛
■『接待は1分(仮)』野地秩嘉 PHP研究所1月15日税込価格:756円ISBN:9784569705118
商談相手も思わず顔がほころぶ会食マナー、身だしなみ、会話の作法とは。もてなしの達人たちに教わるワンランク上のビジネス交渉術。
■『戦後民主主義と少女漫画(仮)』飯沢耕太郎 PHP研究所1月15日税込価格:756円ISBN:9784569705149
少女漫画が当時の日本の若者たちに与えた影響を考察する。大島弓子萩尾望都岡崎京子が描いた人間像を丹念に読み解く。

文春新書 1月20日発売
■『オバマ大統領 ブラック・ケネディになれるのか』村田晃嗣渡辺靖  文藝春秋1月20日税込価格:777円ISBN:9784166606788
新大統領のもと、アメリカはどうなるか。対日関係の行方は。アメリカをよく知る新進気鋭の2人が政治、外交、社会などさまざまな観点から。
■『幕末下級武士のリストラ戦記』安藤優一郎 文藝春秋1月20日税込価格:767円ISBN:9784166606795
内職、家庭菜園、就職活動。妻子を食わすためなら何でもやるぜ。将軍の影武者だった男の珍奇な生涯から浮かび上がる維新の真実。

平凡社新書 1月15日発売
■『ブルーノート100名盤』ブルーノートクラブ編 平凡社1月15日税込価格:798円ISBN:9784582854503
ロン・カーターウィントン・マルサリス安西水丸平野啓一郎ら281人が選んだ「創立70周年記念」ブルーノートベスト100。
■『家紋を探る 遊び心と和のデザイン』森本景一 平凡社1月15日税込価格:798円ISBN:9784582854510
「うちの家紋は《だんご3兄弟》」「巴紋は左右どっち回り?」。家紋にまつわる素朴な疑問に「家紋探偵」が挑む家紋うんちく話。
■『昭和史を動かしたアメリカ情報機関』有馬哲夫 平凡社1月15日税込価格:798円ISBN:9784582854480
真珠湾攻撃天皇制存置、終戦工作など、昭和史の重要な局面で影響を及ぼしてきたアメリカ情報機関の動きを新資料を交えて紹介する。
■『明治の女子留学生 最初に海を渡った五人の少女』寺沢龍 平凡社1月15日税込価格:840円ISBN:9784582854497
明治初期、最初にアメリカに渡った、津田梅子をはじめ山川捨松、永井繁子らの少女たちの苦難の外国生活と帰国後の波瀾万丈の生涯。

KKベストセラーズ 1月8日発売
■『小悪魔セックス』穂花 KKベストセラーズ1月8日税込価格:780円ISBN:9784584122136
癒され、慈しみ合うもの、それがセックス。より良いセックスは、男女の関係を一層深める。2人で読んで愉しむセックスハウツー本。
■『戦国忍者は歴史をどう動かしたのか』清水昇 KKベストセラーズ1月8日税込価格:780円ISBN:9784584122143
徳川家康伊達政宗など、戦国武将はどのように忍者を駆使し策謀、策略をめぐらしたのか。戦国時代に暗躍した忍者の実態を徹底解明。

目の付けどころがKKベストセラーズ