気になる本

山田風太郎エッセイ集成 風山房風呂焚き唄』山田風太郎著/日下三蔵筑摩書房12月9日税込価格:2,100円ISBN:9784480814944
山荘の風呂釜の前で妄想は妄想を呼び145枚。ほかに旅、本、食べ物についてのエッセイを纏める。単行本未収録エッセイ集。

『酒道入門』島田雅彦 角川グループパブリッシング 12月10日税込価格:740円ISBN:9784047101661
文壇界屈指の酒飲みが、酒を楽しむコツを指南。現代人のための新しき「酒道」がここに誕生。酒のたしなみ「酒道」を、いまこそ復活。

『東京フレンチ興亡史 幕末からミシュラン上陸まで』宇田川悟 角川グループパブリッシング12月10日税込価格:740円ISBN:9784047101692
幕末から明治維新、そして戦前戦後の混乱から高度経済成長期、バブル、そしてミシュラン上陸の今日まで、フランス料理を支えた名料理人たちの奮闘ぶりを赤裸々に描く。

『記憶の中の源氏物語三田村雅子 新潮社12月19日税込価格:3,990円ISBN:9784103110118
天皇家、時の権力者、女たちは、源氏物語をどのように読み、利用してきたのか。源氏の圧倒的な魔力を語り、日本文化の根幹に迫るスリリングな評論、待望の刊行。

笹川良一東京裁判(3) 容疑・逮捕・尋問』伊藤隆編 中央公論新社12月10日税込価格:2,100円ISBN:9784120039942
笹川は裁判に際して何を主張しようとしたのか。アメリカ側は笹川の何を問題とし、どのような尋問が行われたのか。シリーズ最終巻。

『世界は感情で動く 行動経済学からみた脳のトラップ』マッテオ・モッテルリーニ著/泉典子訳
紀伊國屋書店1月下旬税込価格:1,680円ISBN:9784314010542
国家や企業の意思決定さえ、感情に動かされている。行動経済学が明らかにした「脳のトラップ」を知って、賢く生きる方法を学ぶ。

『ホントのことを言うと、よく、しかられる。』仲畑貴志 宣伝会議12月中旬税込価格:2,310円ISBN:9784883352098
時代を象徴するコピー約1,400本を収録した前著『コピーのぜんぶ』に新コピーを追加し、待望の新装刊。広告コピーの集大成。

『思想地図(2) 特集・ジェネレーション』東浩紀編/北田暁大編 NHK出版12月26日税込価格:1,575円ISBN:9784140093412
家族、労働、世代間対立。現代に鋭く切り込む論文を多数収載。情報社会学の新パラダイムを提唱する論考も加え充実した内容の第2弾。

プラハとモスクワのスラヴ会議』川村清夫 中央公論事業出版12月10日税込価格:2,400円ISBN:9784895143226
19世紀プラハとモスクワで開催された2つのスラヴ会議。「パン・スラヴ主義」の性格の相違を、原史料の精査によって明らかにする。

『中国近代化の開拓者・盛宣懐と日本』久保田文次監訳 中央公論事業出版12月10日税込価格:12,600円ISBN:9784895143257
清朝高官と明治日本の政・官・財界の実力者の真摯な交流記録。「盛宣懐東遊日記」「見客簿」「東京友人来函」などの貴重資料を初公開。

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