気になる新書

蘇我氏四代の冤罪を晴らす』遠山美津男 学習研究社 11月18日税込価格:830円ISBN:9784054039698
稲目、馬子、蝦夷、入鹿の四代に渡り権力の中枢に君臨した古代最大の氏族・蘇我氏。「日本書紀」の記述や渡来人説は史実なのか。

離散数学の「数え上げ問題」』野崎昭弘 講談社 11月20日 税込価格:924円ISBN:9784062576192
問題を解きながら離散数学の考え方がわかる。予備知識のいらないやさしい問題から現代数学の未解決問題までをわかりやすく解説。

世論調査と政治 数字はどこまで信用できるのか』吉田貴文 講談社 11月20日 税込価格:920円ISBN:9784062725361
内閣支持率をメインに日本の政治に欠かせない装置となった世論調査。その生い立ちから役割り、功罪まで徹底検証。

『草食系男子「お嬢マン」が日本を変える』牛窪恵講談社 11月20日 税込価格:840円 ISBN:9784062725354
オンナ化する男子で日本はどこへ行く。飲まない、買わない、エッチしない。男子でも女子でもない、「お嬢マン」たちの驚くべき生態とは。

「お嬢マン」って、なんか……

ビートルズの謎』中山康樹 講談社 11月18日 税込価格:777円ISBN:9784062879705
映画「レット・イット・ビー」の警官出動は「やらせ」だった。ビートルズが解散したのは70年ではない。伝説となったさまざまなエピソードの真相に迫る。

『ロシアはどこに行くのか タンデム型デモクラシーの限界』中村逸郎 講談社 11月18日 税込価格:777円ISBN:9784062879682
再び「偉大な国家」をめざし、新冷戦を辞さぬ構えのプーチン・メドべージェフ体制を多くの民衆は歓呼の声で迎えている。現代ロシア社会の構造と民衆の心性に迫る。

『若者のための政治マニュアル10』山口二郎 講談社 11月18日 税込価格:735円ISBN:9784062879699
政治の基本が良くわかるまったく新しい教科書。もっとわがままに生きろ。無責任でいいじゃないか。権利を使え。本当の敵は誰だ。

『数字でみるニッポンの医療』読売新聞医療情報部 講談社11月18日税込価格:756円ISBN:9784062879675
「入院したらいくらかかるの?」という日常的な疑問から、医者の数や給料、薬価が決まる仕組みまで。日本の医療の姿を数字で丸ハダカにする。

なぜこの本を中央公論新社は出さない?

満洲の歴史』小林英夫 講談社 11月18日 税込価格:819円ISBN:9784062879668
13世紀から19世紀までの「清朝封禁の地」から、20世紀の満洲国の実態まで。日本にとって、満洲とはなんだったか、真摯に問う。

カラヤンがクラシックを殺した』宮下誠 光文社 11月14日 税込価格:735円ISBN:9784334034832
今年生誕100周年、来年没後20周年を迎えるカラヤンは、素晴らしい演奏を残したが、その音には作り物めいた白々しさが存在している。

『就活のバカヤロー』石渡嶺司/大沢仁 光文社 11月14日 税込価格:735円ISBN:9784334034818
就職活動という「茶番劇」に踊らされている企業、大学、大学生、親たちの悲喜こもごも、舞台裏を現場からのリアルな情報満載で描く。

『女はなぜキャバクラ嬢になりたがるのか』三浦展 光文社11月14日税込価格:735円ISBN:9784334034795
若い女性を対象の、なりたい職業のアンケートでキャバクラ嬢が9位にランクイン。この社会現象が象徴する社会的な諸問題を解明する。

キャバクラ嬢は稼げそうだからじゃないの?

『直筆で読む「人間失格」』太宰治 集英社 11月14日 税込価格:1,470円ISBN:9784087204681
「直読シリーズ」の第2弾登場。和綴じ4分冊で保管されていた直筆原稿を、今回初めて糸を外し撮影に成功。原稿用紙全体を閲覧でき、興味が尽きない。

『なぜ『日本書紀』は古代史を偽装したのか』関裕二 実業之日本社11月下旬税込価格:800円ISBN:9784408107455
古代史を知るうえで重要な手がかりとされる『日本書紀』の内容は、実はでっちあげられたものだった。その真相をえぐる問題の書。

ナチスと映画 ヒトラーナチスはどう描かれてきたか』飯田道子 中央公論新社 11月25日 税込価格:819円ISBN:9784121019752
最大のプロパガンダとして用いたナチ時代の映画政策と、戦後映画の中で彼らが典型的な悪役からいかにイメージを変遷させたかを描く。