9/17 渋谷
朝、日経と毎日。日経でリーマンのニュースを、毎日は御厨貴の「権力の館」などを読む。
夜、JR渋谷駅の玉川改札近くの「二葉」で、かき揚げ丼(小)とそばをさっくりと。このあいだ部屋を整理していたときに読んだ『卜部日記 富田メモで読む人間・昭和天皇』(半藤一利、御厨貴、原武史の座談本)で元侍従の卜部亮吾が渋谷駅の「二葉」をしばしば利用していたという原さんの発言を読み、行きたくなってしまったのだ。山手線で、駅そばらしい駅そばを食べられるのは、ここと品川の弥生軒くらいか*1。でも、かき揚げ丼は、「山田うどん」のかき揚げ丼が一番だと思う。どーでもいいが、店で私がチェックしているのは、女性のひとり客が多いかどうかというところ。女性のひとり客*2が何人もいる店は、まず信用できる。で、この二葉もそういう客が多い。駅そばでは珍しい。
それからロフトとブックファースト渋谷公園通り店を覗く。HMV、タワレコ*3を覗くのを忘れていた。
そうそう、ブックファースト渋谷公園通り店、「音楽」と「ライフスタイル」雑誌コーナーに「HB」を置いてくださっている。しかも「音楽」雑誌コーナーは、ZAZEN BOYZ記事がありますよっていう特製のポップスまでつくってくださっている(ライフスタイル誌のところは、下の棚差しだった)。
欲を言わせてもらえば、写真集『ザ・首都高速道路』(実業之日本社)の横に置いてください。
さらにどーでもいいが、この前、ハリセンボンが「(イニシャルが)HBってエンピツかよ」というネタをやっていた。「HB」、ホームベーカリーとか雑誌とかいうより、鉛筆の濃さなんだろう。一般的には。
字が下手な人は、Hで書いた方がいいといわれるけれど*4、俺は絵を描くわけでもないから、HBで書くのが好き。濃度というか、なんというか、そういうのが、自分にぴったりと合う気がする。下手であることも含めて、それがストレートに出るんだな。HBで書くと。
「爆笑レッドカーペット」をみる。「違うか」というギャグをいう「ものいい」を評価する西川史子、やはりキャラを変えたのでは、と。“キャラ”や“設定”だけがひとり歩きする社会。そういうのを10年以上前に、東浩紀(『動物化するポストモダン』)や岡田斗司夫(『ぼくらの洗脳社会』)が指摘していた。
「SPA!」、佐藤優の『新・ゴーマニズム宣言』をモデルにした人生相談、次が楽しみ。「大林わるのり」先生は、どう出るのか。