気になる本
『光の曼荼羅 日本近代文学論>安藤礼二 講談社 5月26日 税込価格:2,940円 ISBN:9784062145435
埴谷雄高、武田泰淳、江戸川乱歩、南方熊楠、鈴木大拙、折口信夫。独自に存在する大著に思想の糸を通し、近代文学の本質に迫る。
「群像」連載をまとめたものかな。
『終わりは始まり>中村航/フジモトマサル 集英社 5月26日 税込価格:1,050円 ISBN:9784087712230
読者が投稿した回文をもとに、フジモトマサルのイラストレーションと、中村航のショートストーリーをコラボレーションさせた掌編集。
『夜はやさし>F・スコット・フィッツジェラルド著/森慎一郎訳 集英社 5月26日 税込価格:2,730円 ISBN:9784834251463
精神を病んだ妻ゼルダと、アルコールに溺れる自身の姿を哀切に描く、フィッツジェラルドの自伝的長篇小説。
『キャラクターズ>東浩紀/桜坂洋 新潮社 5月30日 税込価格:1,365円 ISBN:9784104262021
前代未聞の挑発的話題作、刊行。近代文学の脱構築として、気鋭の批評家とライトノベル作家が2人で挑んだ、「批評」の「キャラクター小説」化。
『家族の昭和』関川夏央 新潮社 5月23日 税込価格:1,575円 ISBN:9784103876045
暗い夜も賑わっていた茶の間。あの「家族」たちはどこへいったのか。向田邦子、幸田文、そして「金妻」。回想の家族があぶりだす「昭和期日本」の姿。
『甘粕正彦 乱心の曠野』佐野眞一 新潮社 5月30日 税込価格:1,995円 ISBN:9784104369041
「主義者殺し」の汚名を背負って満州へ渡り、帝国の国際謀略工作に心血を注いだ男の、壮絶にして剛毅な生涯。語られることのなかった歴史の空白にまで迫る。
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『在日米軍司令部』春原剛 新潮社 5月16日 税込価格:1,470円 ISBN:9784103069614
くすぶり続ける国際情勢、揺らぐ安全保障、周辺住民への犯罪。そのたびに存在を問われる知られざる軍隊。フェンスの中に閉ざされた、その実像をレポート。