理想状態の雑誌
コンビニで、「週刊朝日」「サンデー毎日」をチェック。サンデー毎日、岡崎武志さんが「早稲田文学」について書いていた。
こういう時期こそ、雑誌が読みたくなるというのはあるかもしれないけれど、きょうは雑誌が何誌も出ているせいで、有難味は薄い。「週刊朝日」、編集長が編集後記で「ゴールデンウィークになのに、読む雑誌がないのは寂しいという人のために出します」(かなりうる覚えで不正確、すいません)と書いてたけれど、今週はなぜか「AERA」も出る。こうなると、違う理由*1がメインなんじゃないかと勘ぐってしまう。
「BUBUKA」と「実話ナックルズ」を購入。両紙とも実売でフタケタ万部くらいは行っているのではないか。
「BUBUKA」、みうらじゅん、真木蔵人、坂上忍、高須基仁、松田洋子*2、真樹日佐夫、角川春樹の娘Kei・Tee……と連載が充実している。文章に難があることが多いけれども「実話ナックルズ」も面白い*3。こういうゴチャゴチャした感じは雑誌だから味わえる。これだけ文字がゴチャゴチャしているのに、しかも売れている。ある種、理想だと思う。
そうそう、あまり話題になっていないようだけれども、白夜書房から出ていた「ニュートラル」、スタッフはあまり変わらずに、だが版元は講談社に移り、「トランジット」http://www.transit.ne.jp/として発刊。この雑誌もいい雑誌。