会計士事務所はなぜ潰れないのか

帰りの電車の中で、「中央公論」11月号。今月の特集は「孤立する日本」「おひとり様の正しい老後」「世界の名著」(ああ、今回は谷崎潤一郎賞の選評掲載も目玉だね)……。なんだか、とりあえず本の特集やっとけばいいって思ってないか? 10月号は古本、9月号は2007年上半期ミステリ、8月号は「本で知る戦争」、4月号は「日本と日本人を知るための120冊」、1月号は「日本史を学びなおすための130冊」。そして、時折「学び直す人のための教養案内」という名著紹介の連続企画も掲載されている。
中には、面白い、いい記事もあったけれど、企画が安易すぎないか? 今回の「世界の名著」は、なぁ……先月がよかっただけになぁ……。
また、この号は、読むとちょっと……という記事も、結構ちらほら。
中でも、コレはねぇ。町の書店が潰れる理由を分析したもの。確かになるほどって感じるところはある、でもねぇ……ウウム。
帰宅後、メールをチェック。すると、ある雑誌の編集者から連絡があった。この人、編集経験はほとんどないのに、一体どこで編集者的資質を磨いたのだろう?*1 町の書店云々の話は、この雑誌で始める予定の新連載で書こうかなと思いつつ、呑みに出かける。

*1:って、いえるほど、自分は大した人間じゃない