気になる本 社会

『グリコ・森永事件「最終報告」 真犯人』森下香枝 朝日新聞社 9月7日 税込価格:1,680円ISBN:9784023302624
闇に葬られたグリコ・森永事件に光を当てる驚愕のルポルタージュ。犯人は何度も現場に姿を現していた。

天声人語 2007年1月-6月』朝日新聞論説委員室 朝日新聞社 9月7日 税込価格:1,365円ISBN:9784022503275
受験・就職に必要な事例が満載。読んでいるうちに頭に入る。朝日新聞1面の人気コラム、2007年の半年分を収録。

「読んでいるうちに頭に入る」? あっ、そうですか。

『峠の歴史学 古道をたずねて』服部英雄 朝日新聞社 9月7日 税込価格:1,575円 ISBN:9784022599308
「あるき、み、きく」。歴史学の提唱者が実際に流通の道、軍事の道、信仰の道をたどる。道から見た日本史。

『民力2007 マーケティング必携の地域データベース』朝日新聞社編 朝日新聞社 9月7日 税込価格:5,880円 ISBN:9784022246073
地域の生産力・消費力を表わす従来の「民力」に、暮らしの豊かさを加えた新民力指数を算出し、地域データベースをリニューアル。

いつみても凄い言葉だ、「民力」。

ネット右翼サブカル民主主義』近藤瑠漫ほか 三一書房 8月下旬 税込価格:1,575円 ISBN:9784380072185
小泉首相の就任とともに台頭したネット右翼は、美しい国の夢をみるのか。サブカルチャーに内在し、右傾化したネット住人を考える。

右傾化したネット住人?

ラテンアメリカ主義のレトリック』柳原孝敦 新宿書房 8月下旬 税込価格:2,940円 ISBN:9784880083704
詩人、革命家らがアメリカ合衆国の脅威に対抗するためにラテンアメリカ連邦国家を作りあげようとした歴史を追う。地図・年表・索引付き。

■『『プリンセス・マサコ』の真実』野田峯雄 第三書館 9月10日 税込価格:998円 ISBN:9784807407088
2007年2月、刊行中止となった「幻の日本語版」には、全体の約6分の1もの削除があった。その謎を追った注目の書。
■『プリンセス・マサコ 菊の玉座の囚われ人【完訳】』ベン・ヒルズ著/藤田真利子訳 第三書館 9月10日 税込価格:1,890円 ISBN:9784807407071
講談社から刊行寸前までいきながら幻と消えた「日本の皇太子妃雅子の悲劇的な真実」の書、ついに邦訳出版なる。

ヒトラー暗殺』ロジャー・ムーアハウス著/高儀進訳 白水社 9月下旬 税込価格:3,360円ISBN:9784560026267
独裁者は何度も暗殺されかけたが、執拗に生き延びた。その数42件。綿密調査と圧倒的筆力で描く、手に汗握るナチ裏面史。

『ポストヒューマンの人間論 後期ルーマン論集』ニクラス・ルーマン著/村上淳一編訳
東京大学出版会 9月15日 税込価格:3,990円 ISBN:9784130101059
「個人」「人格」「主体」と称されるものを後期ルーマンのシステム論がいかに論じてきたか、その豊かな成果をうかがわせる論文集。