文芸

『先生とわたし』四方田犬彦 新潮社 (ISBN:978-4-10-367106-0)
発売予定日 2007年06月22日 予定価格 1,575円(税込)
なぜ先生は私に「すべてデタラメ」と告げ、殴りつけたのか? 伝説の知性・由良君美との至福の師弟関係と悲劇的結末を検証する、恩師への思い溢れる長篇評論。

『瞳さんと』山口治子 小学館
発売予定日 2007年06月06日 予定価格 1,680円(税込)
「きみは世界でいちばん素敵な夫を持った妻なんだよ」――18歳で出会ったひとつ年上の夫はやがて直木賞作家になる。本書では、二人の青春時代から、作家としての内幕話、癌で亡くなるまでが初めて明かされる。

『作品&エッセイ集 遠い視線 近い視点』横尾忠則文藝春秋 (ISBN:978-4-16-369140-4)
発売予定日 2007年06月下旬 予定価格 3,675円(税込)
ある時は散歩と芸術を関連付け、ある時は病気から閃きを得る。横尾忠則の日常と百点以上の作品をオールカラーで収録した豪華本!

『すぐ書ける読書感想文 小学高学年』あさのあつこ/監修 学習研究社 (ISBN:978-4-05-302549-4)
発売予定日 2007年06月19日 予定価格 840円(税込)
ブックガイド+実例感想文で、読みたい本が見つかり、感想文がすぐ書ける。ジャンル別に本のあらすじやテーマを紹介して本に興味をもたせてから、実例感想文で文の組み立てや書くためのコツをわかりやすく紹介する。

中学生編、小学低学年編も。あさのあつこ監修というところがミソですな

「en-taxi 18号」扶桑社 (ISBN:978-4-594-60491-2)
発売予定日 2007年06月30日 予定価格 880円(税込)
超世代文芸クオリテイ・マガジン。季刊シリーズ。柳美里福田和也坪内祐三リリー・フランキーの4人が責任編集。文芸誌の枠を超えよりエンターテイメント性を追求。特集は「神戸と俳句」、大江慎也の小説などを予定。雑誌コード62091-31

古井由吉 松浦寿輝 往復書簡集(仮)』松浦寿輝 講談社 (ISBN:978-4-06-213942-7)
発売予定日 2007年06月13日 予定価格 1,995円(税込)
現代最高の文学者による言葉の往還記   「9・11」惨劇の直後から始められた松浦寿輝古井由吉の往復書簡。惨劇が映し出した言葉の空洞化、いま文学者が語るべきこととは。緊張感あふれる言葉の往還

『ドーダの近代史』鹿島茂 朝日新聞社 (ISBN:978-4-02-250302-2)
発売予定日 2007年06月07日 予定価格 1,785円(税込)
「ドーダ理論」は世界最強のグランド・セオリーだ! 東海林さだお氏が提唱する「ドーダ学」(人間の表現はすべて「ドーダ!」という自慢、自己愛の表出だとの観点で社会の事象を分析する)を使って、水戸学や西郷隆盛中江兆民頭山満などを解読。政治・経済活動、革命運動や社会運動も表現行為とみなし、ドーダにサブ・ジャンルを立てて分析した抱腹絶倒の新しい近代通史の試み。

『舞妓Haaaan!!!』 宮藤官九郎/脚本 角川グループパブリッシング (ISBN:978-4-04-873785-2) 発売予定日 2007年06月12日 予定価格 1,260円(税込)
一見さんお断り!! シナリオは映画の宝どす。 男の究極の夢は舞妓はんとの野球拳。食品会社の鬼塚公彦は熱狂的な舞妓ファン。京都に通ってはHPを更新している。京都転勤になり、彼女とも別れ、お茶屋デビューする。抱腹絶倒の京都・舞妓はんを巡る人生ゲーム!!

『アヤツジ・ユキト 1996−2000』綾辻行人 講談社 (ISBN:978-4-06-214062-1)
発売予定日 2007年06月13日 予定価格 1,575円(税込)
綾辻行人ファン待望の必携クロニクル前編 1996〜2006年に発表された「小説以外のすべての文章」を完全収録。著者本人による詳細な脚注と年々の回顧録を書き下ろしで盛り込んだクロニクル第2弾!

『アヤツジ・ユキト 2001−2006』綾辻行人 講談社 (ISBN:978-4-06-214063-8)
発売予定日 2007年06月13日 予定価格 1,575円(税込)
綾辻行人ファン待望の必携クロニクル後編 1996〜2006年に発表された「小説以外のすべての文章」を完全収録。著者本人による詳細な脚注と年々の回顧録を書き下ろしで盛り込んだクロニクル第2弾!

『健全なる精神』呉智英 双葉社 (ISBN:978-4-575-29976-2)
発売予定日 2007年06月12日 予定価格 1,470円(税込)

『名づけえぬものに触れて』柳美里 日経BP出版 (ISBN:978-4-8222-6312-6)
発売予定日 2007年06月29日 予定価格 1,470円(税込)
最後の無頼派といわれる作家・柳美里の、ベストセラー『命』を超える超・本音日記。自殺したファン「らばするさん」の遺志を受け、仲間と共にホームページを立ち上げた柳美里が、ネットユーザーと真摯に向き合いながらも、自身の日常を赤裸々に語り続ける。【内容】・誰か、完走メダルをくださいな。…朝日新聞で打ち切りになった連載小説『8月の果て』。その真実と、完成までの道のり。・トラックバック、大歓迎でございます!…1ヶ月で10万ものアクセスを伸ばし、絶好調! ユーザーの書き込み、トラックバックも相次ぐ。・還暦…ベストセラーで映画化もされた私小説『命』・ガンで世を去った元恋人・東由多加への思い。

なぜ、日経BPが柳美里の本を?

岡本太郎の見た日本』赤坂憲雄 岩波書店 (ISBN:978-4-00-022391-1)
発売予定日 2007年06月26日 予定価格 2,415円(税込)
近年改めて再評価が巻き起こりつつある岡本太郎。その芸術家の枠に収まりきらない多様な活動のうち、民俗学的側面にわたる仕事、すなわち有名な「縄文土器の発見」から展開された独自の日本文化再発見の道行きを、気鋭の民俗学者が読み解く。太郎が類まれな感性で見出していた「ほんとうの日本」とは? 画期的な岡本太郎論!