気になる4月刊行予定の新書

朝日新書朝日新聞社) 4月13日発売
『国家は僕らをまもらない』田村理 756円
『視聴率の正しい使い方』藤平芳紀 756円

岩波新書(岩波書店) 4月20日発売
大正デモクラシー シリーズ日本近現代史(4)』成田龍一 819円
『親米と反米 戦後日本の政治的無意識』吉見俊哉 819円
『少子社会日本 もうひとつの格差のゆくえ 山田昌弘 777円

アラビアンナイト 文明のはざまに生まれた物語』西尾哲夫 819円
『カラー版 ブッダの旅』丸山勇 1050円

岩波新書、リニューアルから一年たち、カラーがはっきりしてきたね。ただ、『親米と反米』をはじめ、新書だともったいないような感じのものが多い。こういう本は、単行本でモトをとって、それから現代文庫にいれて、なが〜く売った方がいい……と思うのは素人考えか。

■岩波ジュニア新書(岩波書店) 4月20日発売
『紙芝居は楽しいぞ!』鈴木常勝 882円

角川oneテーマ21(角川書店発行/角川グループパブリッシング発売) 4月10日発売
徳川慶喜家 江戸城の旅』徳川慶朝 680円
『官僚とメディア』魚住昭 756円

講談社現代新書講談社) 4月20日発売
『鉄道ひとつばなし(2)』原武史 777円
『物理学者、ゴミと闘う』広瀬立成 777円
『50年前の憲法大論争』保阪正康/監 777円

「鉄道ひとつばなし」、これはいつか「完本」を出すべき。

講談社+α新書(講談社) 4月19日発売
『人が集まる!行列ができる!講座、イベントの作り方』牟田静香 735円
『悪女たちの残酷史』岳真也 880円
『古戦場 敗者の道を歩く 下川裕治/著・編『週刊ヴィジュアル日本の合戦』編集部/監 840円

+α文庫、テーマよくても内容が軽すぎて……。

光文社新書(光文社) 4月17日発売
『ざっくり分かるファイナンス』石野雄一 735円
『トンデモ科学報道』松永和紀 735円
『ハラスメントは連鎖する』安富歩 735円
『食い逃げされてもバイトは雇うな』山田真哉 735円

光文社新書、マイナーポエット本が減ったような感じが…。
「さおだけ屋」の人の本より、「ざっくり」本の方が売れると思う。

集英社新書集英社) 4月17日発売
『越境の時 一九六〇年代と在日』鈴木道彦 735円
『田舎暮らしができる人できない人』玉村豊男 672円
『謎解き 広重「江戸百」』原信田実 1155円

しっかし、集英社って新書と比べて単行本は・・・
>>
祥伝社新書(祥伝社) 4月21日発売
『世界金融経済の「支配者」』東谷暁 788円
『「夕張問題」』鷲田小弥太 777円