文芸

『僕の描き文字』平野甲賀 みすず書房 4月中旬 税込価格:2,730円 ISBN:9784622072911
装丁家平野甲賀の初エッセイ集。折にふれ書かれた短文、インタビュー、対談など。描き文字・装丁画をちりばめて贈るのびやかな本。

『楽しみと日々』金井美恵子/金井久美子 平凡社 4月23日 税込価格:1,995円 ISBN:9784582282528
スパイシーかつユーモラスな文章で人気の作家が贈る、待望の映画エッセイ集。カナイ姉妹の映画への愛が溢れた、エレガントな1冊。

『桂東雑記(5) 』白川静 平凡社 4月9日 税込価格:1,470円 ISBN:9784582833591
福井・京都での講演や新たな漢字の体系とその教育法について綴った文章など、昨年96歳で亡くなった著者からの最後のメッセージ。

『通り過ぎた人々』小沢信男 みすず書房 4月上旬 税込価格:2,520円 ISBN:9784622072881
井上光晴小野二郎藤田省三ら故人となった人々を軽妙なタッチでペーソス豊かに綴る追悼録。戦後日本文学運動の盛衰。

『本を愛しなさい』長田弘 みすず書房 4月上旬 税込価格:2,310円 ISBN:9784622072898
作家・詩人の人生を鮮烈に切り取りながら、人間と書物の深さと豊かさを面白く語る10の短編=エッセイ。挿絵付きの美しい本を贈る。

『百年恋人』新堂冬樹 双葉社 4月17日 税込価格:1,785円 ISBN:9784575235753
愛子はある日ひとりの少年と出会う。少年の名は透。周囲の反対・妨害を乗り越え、2人の愛の行方は。現代版ロミオとジュリエット

『彼岸まで。』勝谷誠彦 光文社 4月19日 税込価格:1,890円 ISBN:9784334925451
近しい人の死、未成年犯罪、天災、事故。不可避の出来事に遭遇した人々の感覚を、鋭利に、そして叙情的に描いた短編集。

『しずく』西加奈子 光文社 4月19日 税込価格:1,890円 ISBN:9784334925444
そうか、あなたがいたんだ。疲れた心を優しく照らす短編集。成長著しい著者が描く「半径200メートルの世界」に起こる奇跡の数々。

『太宰と井伏 ふたつの戦後』加藤典洋 講談社 4月25日 税込価格:1,785円 ISBN:9784062139403
太宰は、三島は、川端は、戦後、なぜ死ななければならなかったのか。加藤典洋が刺激的に読み解く「日本」の「戦後と文学」。

さいきんの加藤サンの文芸時評はちょっとアレだけど…

『日曜農園』松井雪子 講談社 4月20日 税込価格:1,470円 ISBN:9784062131223
父親の喪失。家族の再生。内なる願いは溢れる想像に昇華され、優しさの物語となる。第131回芥川賞候補作、待望の単行本化。

芥川賞候補作にしては単行本化が遅いよーな。「どうせ受賞しない」とでも思ってたのかな?

ひらきこもりのすすめ2.0』渡辺浩弐 講談社 4月2日 税込価格:1,260円 ISBN:9784062836258
デジタル世代のクリエイターのための伝説の名著、『ひらきこもりのすすめ』がバージョンアップ。講談社BOX編集長のロングインタビューも掲載。

渡辺浩弐といえば、あの『アンドロメディア』の…。誰も覚えていないかもしれないけど、実は、昔、スピードが好きでした(恥ずかしい。。。)

『文学環境論集 東浩紀コレクションL』東浩紀 講談社 4月9日 税込価格:2,730円ISBN:9784062836210
東浩紀の1999年から2006年までの全原稿を全集化。待望の第1巻『東浩紀L』は、東浩紀と文学についての論考をすべて収録。

東浩紀、こういうコレクションが出るくらいの人でしたっけ(たぶん買う)。