東京大学出版会 3月刊行予定

■『内務省の社会史』副田義也 東京大学出版会 3月26日 税込価格:10,290円 ISBN:9784130561006
政治家や官僚たちの社会的行為の輻輳のうちに、警察、地方自治、国土、衛生、労働宗教の諸領域で、近代国家建設の栄光と悲惨を描く。

■『新左翼の遺産 ニューレフトからポストモダンへ』大嶽秀夫 東京大学出版会 3月5日 3,360円
日本の新左翼の組織と運動と思想家に焦点をあわせて、近代主義批判の思想と運動が生み出した遺産を明らかにする。

立花隆先生にこそ、こういう仕事をやってほしかった。

■『世界の医薬品産業』吉森 賢編 東京大学出版会 3月26日 税込価格:4,410円ISBN:9784130402309
世界6大医薬品生産・消費国における産業構造、研究開発、主要医薬品企業などを分析視点として、医薬品産業の全体像を明らかにする。

■『東アジア経済の発展と日本 組立型工業化と貿易関係』服部民夫 東京大学出版会 3月15日 税込価格:5,670円 ISBN:9784130402293
東アジア経済のなかで、日本が果たすべき役割とは何か。経済発展の道筋をたどる「組立型工業化論」から東アジア経済の行方を探る。

■『福祉国家の可能性』岡本英男 東京大学出版会 3月15日 税込価格:6,720円 ISBN:9784130460934
アメリカやスウェーデンの改革において福祉国家が再編されつつもその枠組みを維持したことを示し、福祉国家の新たな姿を描き出す。