18時から東京古書会館で、向井透史×坪内祐三「早稲田の古本屋について話してみようか」。トークショー開始直前に滑り込みセーフ。「立石書店」岡島さんに、「第16回サンシャインシティ大古本まつり」の目録をいただく。サンシャインの古本まつり、結構いい値段のものばかりな印象があるけれど、今回(立石書店は)「結構安い」らしい。2月24日(土)の古書往来座外市行く前にちょっと寄ってみようかな。
終了後、向井さんたちの飲み会に参加。


帰宅後、荻窪の象のあし書店で買った「東京人」1988年冬季号(特集「東京は世界一の古本都市である」*1の、宮下冬樹「早稲田古書街ブックハンティング」を読み返す。


私がはじめて早稲田の古本屋街に行ったのは、高校受験のとき(だから、1998年の2月か)。そのとき、隔月刊だったころの「本の雑誌」を数冊買ったっけ。
通い出したのは、念願かなって?大学に入学してしばらくたった2001年夏頃から。
そういや、夫婦喧嘩が名物だった古本屋(たしか尚文堂)の閉店セールで、岩波文庫が非常に安かったので、緑帯を中心に連日バカスカ買っていたら、「学生さんね、専門は何? 専門をきちっと勉強しなさい。あれもこれもじゃなくて」と店主に言われたっけ。
ああ、そうかもしれないと思いつつも、平野書店に行くと、棚があれもこれも読めと言っているような気がして……。
結局、専門をきちっと勉強せずに卒業してしまった。

*1:この号、結構な値段がついているけれど高田馬場のキノコノクニヤ書店グループ?だと400円以下で比較的よく見かける