充実の文藝春秋 12月の新刊

12月15日発売
『映画が目にしみる』小林信彦 定価(税込)2000 円  320ページ
■内容紹介■
映画、演劇、ミュージカルから本にいたるまで、「見巧者」の本領発揮のコラム、21世紀に入ってますます好調。スクリーンが心にしみる。
●2002年8月から2006年9月までに中日新聞に発表されたコラムに書き下ろしを2篇加えて、ちょうど100本のコラムを収めました。
肩が凝る芸術映画ではなく、ヒット作、話題作、活劇、ミュージカル、そしてクリント・イーストウッド監督作品とニコール・キッドマンの映画は見逃しません。その文章は平易にして味わい深く、映画への愛に満ち、スクリーンへ注がれるまなざしは真摯にして柔軟で若々しい。さあ、観てから読むか、読んでから観るか。(NY)

小林信彦「コラム」シリーズの最新刊がようやく登場。

12月2日発売
『オカン、おふくろ、お母さん』文藝春秋
各界著名人87人が語る、「母」への想い
酒井順子山田洋次穂村弘角田光代安西水丸美輪明宏……錚々たる顔ぶれが語る「私のお母さん」。秘話満載のエッセイ集

名前の挙げ方、順番がちょっと……。確かに皆様「錚々たる顔ぶれ」ですが

12月7日発売
『はじめての文学 村上春樹村上春樹
はじめて日本の現代小説にふれる若い読者のために 小説の面白さ、楽しさを味わうために、著者自身が用意したスペシャル・アンソロジー。はじめてのひとも、春樹ファンも欠かせない1冊
『はじめての文学 村上龍村上龍
現代の一流作家による文学へのいざない
文学の入り口に立つ若い読者のために、著者自身が用意したスペシャル・アンソロジー。時代のトップランナー村上龍の魅力がこの1冊に

文春らしくないけれど、こういう意外性は嬉しい。

12月15日発売
『徴税権力』落合博実
秘められた国税庁の全貌を、白日のもとに 警察・検察に勝るとも劣らぬ巨大な情報収集力を秘めた一大権力機構の核心に、敏腕スクープ記者が肉薄。全納税者必読の問題作

国税にケンカ売って大丈夫か、文春さん。

12月15日発売
『12歳の大人計画松尾スズキ
あなたはきちんと「大人」になれましたか?
松尾先生が12歳たちを相手に行った授業のテーマは「大人って何?」この爆笑の授業に完全密着した1冊。作文や最後の授業に思わず涙

松尾スズキって、きちんと「大人」になれたのですか。

12月16日発売
『検証・昭和史の焦点』保阪正康
身近な昭和史は、だけどこんなに奥深い!
大本営ソビエト赤軍と、終戦間際に取引をした!? 次々に現れる極秘文書をキーにして、稀代の歴史家が残された謎を解明してゆく

保阪本、今年出過ぎている感が。どれから読んでいいのかわからず、結局買ってもない、ヨンでもない。

12月16日発売
『きらめくジャンクフード』野中柊
だって、ジャンクなのって、おいしいでしょ?
ロハスが近頃人気ですが、ジャンクフードの蠱惑的魅力は誰でもよく知っているはず。読むだけでハッピーになるジャンクフード・エッセイ

これ、文春新書か、ちくま文庫から出たら確実に買うだろうが、単行本だと悩む…